はじめに
人生で初めて公式大会最終二桁入れた!!!
やったあああああああああ!!!
記事書きます!!!
構築経緯・考察サーバー設立編
ブルーベリープロローグルール発表。
ぼく「こんなんテラパゴスゲーミングやんけ。ステラで強化された威力120無効無し範囲技連打するんでしょ? じゃあマホイップと組めば最強じゃん」
①エース単体で相手を破壊するポテンシャルがある
②デコった後も場に残る耐久がある
③普通の使い方してもマホイップで自然に上が取れる
④範囲技が命中安定高威力で通りが良い
デコレーションされる側としてこれ以上ないほど適性がある。
そういうわけで、マホパゴス軸で考察することにした。
ぼく「そういや最近壺職人(変なポケモン使って遊ぶ変な人たち)コミュニティで仲良くなった人に、マホイップ狂いがおったな。その人誘うか」
壺構築品評会というよりかは、ブルレクで交流があった人だが。まさかこんな即座に一緒に構築考えようとすることになるとは。
↓マホイップ狂い
もし私が優勝したら参加者全員マホイップ入りのパーティで3桁目指してもらうか・・・
— Ace@趣味アカ (@Acerepair) 2023年12月13日
剣盾で狂ったように孵化させたA0マホイップの出番だな・・・
— Ace@趣味アカ (@Acerepair) 2023年12月20日
部室にマホイップおけるようになるんですね!
— Ace@趣味アカ (@Acerepair) 2023年12月18日
これにてDLCコンプリートです
一緒にブルレクやってた時もマホイップの活用法や愛を熱弁していた。信用しかない。
ブルーベリープロローグ、マホパゴスに決めたのでAceさんを考察に巻き込む計画立ててる
— フリーター小林 (@kobayasisinn) 2023年12月25日
こんなツイートをして先にマホイップマニアに唾をつけておく。ツバっさんに負けてない。
すると、
くろとんさん「おらも!」
ルートさん「お手伝いできます」
BomberNinjaさん「参加させてもらえませんか?」
森カモメさん「入ってもいいですか?」
ケオケオさん「参加してもいいですか?」
またこの後、同じ界隈で仲良くなったさんぽすたーさんとくれいもあさんも入ってきた。
僕「花京院×7」
とても頼もしい人が集まってきた。
そういうわけで、マホパゴス鯖をディスコードに立てて情報共有したり相談したり雑談したりして、構築を作り上げた。
彼らの記事もいくつか出てくるだろうということで、記事の最後にリンクを貼っておく。
構築経緯・構築編
マホイップ、テラパゴスは確定。
ガオガエンは使えるなら入れ得。
ゴリランダーもマホイップ・テラパゴスの両方と組ませて相性が良い。
ウーラオスが強いからパワフルエッジ使えるテツノイワオも強い。
初期は忙しくて実は構築作れてなくて、ルール発表されてすぐの仲間大会でBomberNinjaさんが先行して使って活躍してた特殊バシャーモが強そうだからバシャーモも入れよう。
ということで最初の構築が出来上がり、カジュアルでもそこそこの成績を収めていた。
その試運転では、
①マホパゴスの破壊力がやばい
②ブルプロ環境のテツノイワオの素早さと守る貫通が偉すぎる
③食べ残しテラパゴス(デコ済み)+ゴリランダーの封殺能力がえぐい
④特殊バシャーモが苦手なブリジュラスに強い(パゴスには言うほど強くない)
という気づきを得た。
あと、ゴリラガエンは相手のゴリラガエン等の物理を封殺するのに強かったが、冷静に考えるとガオガエンで一番威嚇入れたい相手はテラパゴスに弱点を突いてくる格闘であり、そこに悪タイプを出すのもばからしいことに気づいた。
そういうわけで、同時に入国したカポエラーにチェンジ。
↑マホイップの最後の技は魅惑のボイス。ポケモンhomeこれ見切れるの何とかしてくれ
普通に強くて仲間大会でも順調に勝てていた。
もうこれで潜るか~と決めてしまったので、ここで変なことを考え始める。
ぼく「マホイップの特性とテラパゴスの持ち物を本番と違うやつにして仲間大会使用率の情報操作するか~」
サーバーメンバーからは温かく見守られた。
そういうわけで、
マホイップの特性をアロマベール→スイートベールに
テラパゴスの持ち物を食べ残し→地雷アイテム・ものまねハーブに
変更。これで仲間大会の使用率を荒らして情報操作だ!
眠り無効!眠り無効!相手テラパゴスの瞑想をものまね!ブリジュラスに便乗してB4アップ!この指とまれでデコレーション吸われてもC上昇!
普通にクソ強かった。
言われてみれば大テラパゴス時代であり、テラパゴスをいかに強化するかゲーミングである。それをパクりつつデコレーションで一方的にアドバンテージを取れるものまねハーブは強い。
またそんなテラパゴスを止める手段としての催眠も重要であり、それを止められるスイートベールもとても強かった。みんなアロマベールってまず思うもんね。
そういうわけで、情報操作・荒らしで使うつもりだったスイートベール・ものまねハーブを本番に持ち込むことを決意。こんなことあるんやね。
そうしてしばらく仲間大会に潜る正月休みを過ごしていると、だんだんと環境が変化してくる。
①テラパゴスの素早さレースが極まり、こちらが上を取ることがほぼなくなった
②しまいにはエルフーンによる追い風が大幅増加
テラパゴス同士はお互いに弱点を晒し合うので、素早さレースはとても大事である。恐らくトリルパでもない限り大体のテラパゴスが準速60族抜き調整を越えてきて、上から殴られて封殺されることが増えてきた。
そこで対抗策としてこちらもS操作役として、後発にエルフーンを据えるプランを検討する。この際、選出率が極端に低くなっていたゴリランダーを解雇した。ゴリラガエンが構築から消えるなんて思いもしなかったよ……。
こうして出来上がった構築がこちら。
仲間大会で無敗レート1600を達成したりと順調だったので、(大会直前の仲間大会の成績はかなり不安だったが)これで本番乗り込むことにした。
個別解説
テラパゴス
特性:テラスシェル
持ち物:ものまねハーブ
テラス:ノーマル
技:テラクラスター / まもる / だいちのちから / めいそう
H172・B108・C156・D12・S60
全部ステラ想定調整。
S→準速60族・最速50族抜き(キレイハナコータスにゼロフォーミング発動してマウント)
C→11nで2番目に高い
H→16n+1
BD→D偶数、Dは瞑想で厚くできるのでB厚め
このルール最強のモンスターに、このルール最強のバフをかける。それで勝ち。
非常に単純で分かりやすくパワーがあって使いやすかった。
当初は食べ残しのつもりだったが、情報攪乱のためにネタで採用したものまねハーブが馬鹿みたいに強かったのでそのまま本番に持ち込んだ。ブリジュラスのB4アップ、相手の不意の弱点保険や砕ける鎧、バシャーモの加速などをパクって勝つことに成功した。特にテラパゴスの瞑想をパクることで、抜群テラクラスターを耐えることができ、さらにこちらからの打点はデコレーションの分高いので有利になる。また、この指とまれでデコレーションを吸われてもC2上昇できるのがよかった。
守る・テラクラスターは確定で、残り2枠は好み。波動弾やトライアタックでもよかったかもしれない。結果的に無難に瞑想・大地の力にした。
調整については色々考え直すべきだった。
まずBDについては、練習後~本番は瞑想するタイミングがとても少なく、される攻撃も特殊が多かった。具体的には抜群になるテラクラスター。これならDに厚くしておいたほうがあの時やこの時も耐えて勝っていたかもしれない。
Sについては対ガオガエンを考えるとこれ以上削れないが、ほぼ全てのテラパゴスに抜かされるので基本的に不利。同速勝負はもちろん、明らかにSよりも火力耐久に厚いテラパゴスに抜かされたりもしたので、準速60族抜き抜き抜きぐらいしてもよかったか。
そもそもH調整も食べ残し・ゴリランダー採用の影響で16n+1にしており、どちらも抜いたからには、もっと良いHBD調整があったのではなかろうか。
Cもデコレーションステラ大地でガオガエンを倒せればよいと妥協気味であり、2デコ(C4上昇)テラクラスターでほぼ全てのガオガエンに赤耐えされた。
マホイップ
特性:スイートベール
持ち物:おんみつマント
テラス:フェアリー
技:まもる / デコレーション / てだすけ / みわくのボイス
H228・B28・S252
このルール最強のバフ役。テラパゴスをいかに強化するかゲーミング、という観点で見たら、最初からマホパゴスを握り続けたのは正解だった。
持ち物は猫だまし対策の隠密マント。猫だましでマホイップを止めようとする相手が本番もとても多く、アドバンテージの高い初手を何度も頂いた。
特性は当初は挑発食らったら最悪なのでアロマベールの予定だったが、環境操作のために使ったスイートベールが対催眠で活躍しまくってくれたので本番もこちらを持ち込むことにした。これについては諸説であり、本番スイートベールの発動機会は多くイージーウィンを5回ぐらい頂いた一方、アンコール挑発を貰ったのはゼロだった。これだけなら正解に見えるが、レート1650からは催眠持ちが減りエルフーンゴウカザルのアンコールにずっと怯える羽目になったので本当諸説。
技はデコレーションは確定として、あとは攻撃技はマジシャ・魅惑のボイスで選択で、残りは手助け・守る・アンコールから選択だと思う。最速にしていると相手のテラパゴスの上を取ることが多く、瞑想をアンコールできそうな場面が仲間大会からずっと多かったが、安定して高い火力を出せる手助けや、テラパゴスが倒されても後続のバシャーモ・テツノイワオの火力補強のために残せる守るを最後まで捨てられなかった。攻撃技は、C無振りで範囲攻撃したら火力が低すぎる、ワイドガードカポエラー対策、混乱ワンチャン狙い、ということで、魅惑のボイスを採用した。
それにしても、実によく初手猫騙しを撃たれた。仲間大会では大体隠密マントが採用率一位だったはずだが……。おかげさまで勝たせてもらったが、案外仲間大会の採用率って見られていないらしい。じゃあ情報攪乱も意味なかったな?
テツノイワオ
特性:クォークチャージ
持ち物:こだわりハチマキ
テラス:いわ
技:パワフルエッジ / インファイト / じごくづき / サイコカッター
A252・S252・B4
マホパゴスを除いたら個人的にはこの構築MVP。
鉢巻ではなく珠にして守るを採用したかったが、鉢巻インファイトでテラパゴスを倒せるのが強いのでこのままにした。
パワフルエッジは確定。バシャーモやガオガエンやアシレーヌに撃つ。バシャーモの加速用見切りを貫通して倒せるのが偉いのと、貴重なアシレーヌへの打点。対滅びでとても頼りになる守る貫通。
格闘技枠はインファイト・聖なる剣で選択だが、BDダウンを考えてもテラパゴスを一撃で倒したかったのでインファイトを採用。対ブリジュラスはデコレーションテラパゴスと特殊バシャーモが強いから大丈夫ということにした。
残りの技は怪しいが役割はある。
地獄突きはミラー・対テツノカシラ・対ゴルーグで使用。ぶっちゃけ当初適当に選んだ技だったが、ゴルーグの流行に対応できたのが良かった。
サイコカッターは命中安定一致技で、カポエラーに撃つ。カポエラー以外には撃たなかった。
先制技や守るが欲しいこともある。
役割としては後発で、マホパゴスで倒しきれない相手の速い奴を上から叩き潰す。一発マホパゴスが通れば相手の陣形はそこそこ崩れているので、守る貫通鉢巻パワフルエッジが気持ちよく通るようになる。ちなみにステラパゴスには特化鉢巻インファだけでは足りず、削りや手助けが必要。
対滅びでは初手で猿の顔しながらデコレーション・ステラクラスター連打して相手を削り、後発からパワフルエッジで崩していく。岩の一貫が環境的によかった。ゴリランダーのグラススライダーが怖いが、テラパゴスがゼロフォーミングしてくれるのも頼りになる。
バシャーモ
特性:かそく
持ち物:くろおび
テラス:かくとう
技:みきり / はどうだん / ねっぷう / しんくうは
H44・B4・C252・D12・S196
S→最速マホイップ-2
C→特化
HBD余り(H16n+1)
BomberNinjaさん発案のバシャーモ。本人は襷炎テラスで使っていたが、テラパゴスやブリジュラスやガオガエンへの役割を重視して、格闘テラス黒帯にした。
マホパゴスの後発として優秀。マホパゴスは上から殴られがちなので。見切り+デコレーションが可能。
技も発案そのままが一番使いやすかったのでそのまま。物理バシャーモとのミラーでブレイブバードで一方的に倒されてちょっとうらやましく思ったりもした。
黒帯特化波動弾だが、別にテラパゴスに特別強くはない。大体瞑想積まれている。真の役割はブリジュラスやガオガエンの他、小さくなるベトベトン。本番ドブベトンに一度も遭遇しなかったが、仲間大会では対ドブベトンでデコレーション波動弾が活躍した。
カポエラー
特性:いかく
持ち物:オボンのみ
テラス:かくとう
技:インファイト / ワイドガード / フェイント / ねこだまし
H252・A4・B124・D76・S52
HD→ライコの磁石特化迅雷2耐えついでに11n
S→ライコ抜き
残りイイ感じ
雑に作ったカポエラー。当初は適当に決めた鋼テラスだったが、テラパゴスを殴れるパワーは高い方が良いということで(一度も使わなかったが)格闘テラスにした。
仲間大会参戦し始めたころは選出率が高く、相手のガオガエン・ゴリランダーを止めるために出動していたが、だんだんと選出率が悪くなり、本番はぶっちぎりの最下位だった。一応3回ぐらい選出してその全部で活躍してくれたので、入れた意味はしっかりあったと思う。
技と持ち物は普通。調整はよく分からない。ガオガエンとかカポエラーみたいなポケモンの調整はずっとよくわからない。
エルフーン
特性:いたずらごころ
持ち物:きあいのタスキ
テラス:くさ
技:おいかぜ / ひかりのかべ / わたほうし / エナジーボール
CS252・B4
ラストピース。お試しで入れた剣盾からのCS個体に襷持たせたらそのままイイ感じだったので本番まで使った。
相手に上から殴られがちなので追い風を採用し、またそもそもテラパゴス素早さレースにどうせ負けるし最速ウネルミナモ>準速テツノイワオということもあって、綿胞子も採用した。
攻撃技枠はムーンフォースが普通だろうが、対ラグラージ・対雨・対テツノイワオで大活躍したチョッキゴリランダーが抜けるのが不安だったのでエナジーボールにした。ちなみに結局このエナジーボールは全部「ムンフォの方が良かったやん」ってなる場面しかなかった。
光の壁はテラパゴス・ウネルミナモとの打ち合いを想定して採用。本番は見事に想定した活躍してくれて、個人的に上手くいったなとご満悦。
使い方
基本選出
先発マホパゴス+後発テツノイワオバシャーモ
相手が追い風で補強しなさそうな中速スタンパの時。一番パワーがあり、この選出をできた時はとても有利になる。
マホパゴスの破壊力はもちろん、意地AS鉢巻イワオのマジレス力がすさまじかった。
相手が物理多めだった時や滅びだったときはたまにカポエラーを出す。
相手が追い風でS操作しそう
本番一番やった選出。マホパゴスで荒らし、相手の先発瞑想テラパゴス・後発テラパゴスをS操作と光の壁で上回っていく。光の壁がとても偉くて、テツノイワオやバシャーモも守ってくれる。
基本的にはテツノイワオを選び、ブリジュラス、ゴリランダー、カポエラーなどがあまりにもキツかったらバシャーモを出す感じになる。
終わりに
ランクマ・公式大会を通して、人生初の最終2桁を獲得できた。なんだか最上位勢がみんな予選に夢中で空き巣2桁だった気もするが、そこは気にしないようにする。
最初にマホパゴスに目をつけたのは我ながらとても偉くて、音頭を取って考察鯖に信頼できる人たちを集めて一緒に考察できたのが勝因だと思う。考察、相談、情報共有、雑談、メンタルケアなど、多くの面でとてもお世話になった。
この調子で予選も頑張って抜けたい。
お世話になったマホパゴスサーバーの皆様
Aceさん(@Acerepair)
くろとんさん(@kl9pqiuc4nth9A7)
ルートさん(@tbhla7130)
森カモメさん(@YLfQz6pu1LCnpAY)
BomberNinjaさん(@voXGPwCoGF3RpNU)
くれいもあさん(@crymore_481)
さんぽすたーさん(@Sunposter0805)
ケオケオさん(@zyaironatto)
マホパゴスの人たちの構築記事