小林のポケモンブログ

主にポケモンの構築記事・考察のブログです。基本的に投稿頻度は少ないです。ソード・シールドでは今のところダブルバトルメインでやっています。

【剣盾S9ダブル最終レート1821・378位】コバルト偽装コバルトwithロラフト【ドラパコバル】

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はじめに

 はじめまして、またはこんにちは。今回はポケモン剣盾ランクバトルシーズン9のダブルバトルで個人的に過去最高の成績を収められたので、その時に使っていた構築をここで紹介します。

 

 収めた成績は、①メインロム・サブロム共に最終レート1800達成②メインロム最高瞬間レート1860・最高瞬間順位169位、です。月の半分が過ぎてからの過去最高順位が390位ぐらい、レートは瞬間1800超え(その後連敗して最終6700位になる)だったことを考えると、大きく伸ばしたと言えるでしょう。

 

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ポケモンホームがここ数日調子悪いので代わりにポケモンバトルデータベース様(https://swsh.pokedb.tokyo/)のデータを載せます

 

 これでそこまでルールが変わらないなら公開せず来季も使おうと思っていたのですが、軸となる2匹が禁止になってしまうので、ここに公開します。

 

構築経緯

 前半は前シーズンにに引き続き、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145032p:plain+球根f:id:kobayasisinn:20200824145128p:plain(記事はこちら)を使用していました。こちらでも一応それなりの成績(最高順位530位ぐらい、レート1740ぐらい)を収められたのですが、行き詰まりを感じていました。

 

 一方、今月からランクバトルでサブアカウントを運用し始め、そちらでは使ってみたいパーティや試運転パーティを使っていました。最初はこちらを参考にした、f:id:kobayasisinn:20200831112206p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111717p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111759p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111751p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainコーチングで物理ヌメルゴンを超強化したりゴリラエスバを強化する構築を使っていたのですが、ビギナー1ランクですら負け越したので解散。その後、S7のころから興味を持っていたがf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainのせいで手を出しにくかったf:id:kobayasisinn:20200831112825p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111733p:plainによるダイアークジェットビートについに手を出してマスターまで上げました。

 

 そんな中、メインでもサブでも行き詰まりを感じていたある日、対戦相手が面白い構築を使ってきて、それにボロ負けしました。

 

 内容としては、初手でf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainを並べて袋叩きやサイドチェンジをするかと思いきや、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainダイマックスして、それをスカーフf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainコーチングで強化して滅茶苦茶にするというパーティです。これに感銘を受けた僕は、その戦法をパクることにしました。

 

 まず構築の軸であるf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainは確定。f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainは戦法の都合上持ち物は当然拘りスカーフf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainコーチングでABを強化するので火力と物理耐久は十分でコンボの都合上フルアタになったのでDを補う突撃チョッキを採用。また袋叩きコンボに偽装する以上、そちらに意識を向けてほしいので、f:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainも当然のように参戦させました。あとはなんとなくコーチングや追い風と相性が良いf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainが袋叩きを持ちながらダイマックスするのでダイアークが活かせると良いなあと思ってなんとなくf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainコーチングと相性がよくトリルパへの唯一の切り返しになるf:id:kobayasisinn:20200831111927p:plainを採用。その後、ガオガエンウインディが重かったのでf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111845p:plainに変更。軸であり基本選出でもあるf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainの4匹が環境を席巻しているf:id:kobayasisinn:20200831111751p:plainに強いので、補完枠のf:id:kobayasisinn:20200831111845p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111927p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111751p:plainを誘い込む意味もありました。

 

 ここまででも中々の感触だったのですが、欠点として、①基本選出となる4匹は先発志向で補完のf:id:kobayasisinn:20200831111845p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111927p:plainは後発のため相手後発f:id:kobayasisinn:20200831111751p:plainに蹂躙される、②ダイマックスしないf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainは全然安定しないしとび膝蹴りと火炎ボールを3回に1回外す、③相手ダイマックスが残ると先制技がf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainの不意打ちしかないないので負ける、というのがありました。

 

 そこで、この3匹を別ポケモンに変えることにしました。

 

 まずf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainの枠は、①それなり以上の速さがあって火力が高い物理ポケモン②高威力先制技を持つ③威嚇ポケモン(特にf:id:kobayasisinn:20200831114532p:plainf:id:kobayasisinn:20200831114549p:plain)に明確に不利ではないまたは有利、という条件で探した結果、威嚇を食らっても高火力特定急所の暗黒強打とガオガエンに有利なインファイトが使える一撃f:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainが入りました。


 次にf:id:kobayasisinn:20200831111845p:plainの枠です。

 

という条件ででタイムラインの有識者に募集したところ、ダブルバトル強者のミササギさんのリプを参考に、条件にドンピシャだったf:id:kobayasisinn:20200831115037p:plainを採用しました。そしてf:id:kobayasisinn:20200831111927p:plainの枠は、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainf:id:kobayasisinn:20200831115037p:plainシナジーがある、トリルパへの対策、構築全体として苦しいf:id:kobayasisinn:20200831111751p:plainf:id:kobayasisinn:20200824154409p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145145p:plain相手に戦える、という条件がそろって、鉄壁ボディプレスf:id:kobayasisinn:20200831111910p:plainを選択しました。

 

 コバルオンドラパルトに偽装したコバルオンドラパルトで、残り4匹の汎用性が高いグッドスタッフたちは、

ニョトノ

ウーオス

エルーン

ナッレイ

 と三文字目を並べるとコバルトと完全に韻が踏めるとバイト中に気づいたので、コバルト偽装コバルトwithロラフト命名しました。

 

 これで現在の形が完成です。こうして出来上がった構築をサブロムで回していたところ、使い慣れているはずの構築を使っているメインロムよりも成績がかなり良くなりました。そこで、サブロムでレート1800達成を契機にこの構築をメインロムでも使い始めて、そこから勝ち始めて、先述の成績を残せた、という感じです。

 

個別解説

コバルオン

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 個体の情報が一目でわかるように毎回考えているのですが、ぽけっとふぁんくしょん!様のPGLカードのようにうまくはいきませんねえ。あれ7世代までしか対応してないの困りものです。

 それはさておき個体解説。努力値と性格は、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainは火力が足りないし、同族やf:id:kobayasisinn:20200831140727p:plain

との戦いを制しやすくするためにも、陽気ASぶっぱ安定です。余りはとりあえずHP奇数のためにHPへ。ダイマックスした時のHP数値が334になるのがお気に入りです。

 

 持ち物は、コンセプトのためにこだわりスカーフで確定。技は、コンセプトのコーチン、攻撃のためのインファイトアイアンヘッド、ダイジェットのためのとびはねる、でやはり確定です。

 

 役割は、①ダイマックスf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainに上からコーチングし続けて化け物を生み出す、②f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainのサポートを受けながらダイマックスして無双する、③交代することになったら終盤にスカーフで無双する、です。

 

 攻撃性能の高いf:id:kobayasisinn:20200831140727p:plainの方が良いのでは? と少し思ったのですが、f:id:kobayasisinn:20200831111751p:plainが怖いのと、場に残ってコーチングするのが役割なので場持ちの良いf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainの方が良いと判断しました。この判断は正解だと思います。真エースのf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainがフェアリーに弱いから、というのもあります。


 基本的にダイマックスしないと火力が足りないし、ダイマックスしても火力が足りないし、なんなら袋叩きで強化してダイマックスしても火力が足りないポケモンです。また相手は袋叩きをまず通してくれないので、コーチングプランがやはり一番多いです。

 

 相手がまず念頭に置くのは袋叩きコンボ、つまりf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainダイマックスなので、スカーフコーチングは大体通ります。そして、相手は結構こっちに集中してきます。よってこいつはAB上昇チョッキダイマf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainを相手の攻撃から守ってくれる存在になるわけです。一度コーチングするだけで十分強いので、初ターンで落とされても特に問題はありません。初手ダイマを潰すデバフの数々(欠伸、キノコの胞子、眠り粉、鬼火、悪戯心電磁波、エトセトラ)も受け止めてくれます。

 

 ちなみにスカーフ巻いてる時のSラインとしては、倍速になった準速80族(例・葉緑素発動f:id:kobayasisinn:20200831172759p:plain)と同速です。 

②ドラパルト

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 こちらの実数値をご覧ください。

 

 H326・A258・B142・D144・S319

 

 これが毎ターンABアップしながらタイプ一致ダイドラグーン・ダイホロウ・ダイジェットを上からブチかましてきます。怖いでしょう?

 

 というわけで、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainコーチングを受けながらダイマックスして大暴れするのが役割です。相手は袋叩きコンボばかりが頭にあってf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainに集中してくるので、コーチング2回(f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainが先に相手を倒したりダイドラグーンでデバフをかけたりするからf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainが割と生き残るのだ!)貰ったら退場し、裏のf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainf:id:kobayasisinn:20200831115037p:plainがダイジェットやダイホロウのサポートを貰いながらスイープしていく、というのが理想の流れです。

 

 努力値と性格は、叩きコンボや波乗り弱点保険コンボ(f:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainだけでなくf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainf:id:kobayasisinn:20200831140727p:plainもいる)のために最速f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainが増えていることから、こちらも陽気S252、コーチングなしでも最低限圧力があるようにA252。そして余りはDに振りました。D振りは詳しい解説が必要です。

 

 これは一見ダウンロード対策に見えますが、ダブルバトルにおけるダウンロードは「相手の場にいる2匹の合計」であり、この構築のメンバーはBとDの差がそれなりに開いているポケモンばかりのため、それは意味がありません。

 

 狙いは、突撃チョッキの恩恵を受けやすくすることです。一段階上昇や突撃チョッキ、拘りアイテムによる1.5倍は、実数値奇数だと小数点以下の余りが出て切り捨てになってしまうため、基本的に偶数の方が効率が良いのです。突撃チョッキはいつも着ているので、努力値を4振るだけでD耐久が2伸びるということであり、大変お得です。またB耐久に関してはコーチングやダイドラグーンで後から上げられますがD耐久はバトル中に上げられない、という理由もあります。

 

 持ち物は構築経緯の理由から突撃チョッキ。このポケモンがチョッキを持っているというのは相手からするとかなり予想外で、想定を上回る特殊耐久を持つことになります。ちょっとダメージ計算をまとめました。

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※ドラパルトはD4チョッキ・ダイマックス中、ダイ○○はそれを媒体にしたダイマックス技ということ

 このように、相手からすると環境に多い耐久ほぼ無振りのダイマックスf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainをほぼ確実に一撃で倒す手段としてダイマックスを切ったのに耐えられてしまうということになります。1ターン耐えれば次のターンはAB上昇したダイマ600族が圧倒的な素早さを以て上からもう一度行動できるので、勝ちに大きく繋がります。この計算式以外にもC上昇f:id:kobayasisinn:20200824172220p:plainれいとうビームf:id:kobayasisinn:20200824154409p:plainのキョダイセンリツあたりでも突撃チョッキが良い働きをします。


 コーチングの恩恵も大きくて、相手の物理型f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainのダイドラグーンや、ダイマ切れた後のHP赤の時にf:id:kobayasisinn:20200824145307p:plainの超火力グラススライダーを受けても耐えてくれたりします。火力面でも、相手のダイマックスしたf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200824152044p:plainを一撃で葬れるほか、多くのポケモンを一撃または致命傷まで追い込みます。相手は珠持ちまでしか火力想定していないので、予想外の高火力を叩きつけることになります。

 

 その最たる例が対f:id:kobayasisinn:20200831152424p:plainです。この構築はトリックルームにとても弱いのでf:id:kobayasisinn:20200831152424p:plainは天敵なのですが、HB特化の場合、珠ダイホロウでも一発で落とせないのですが、1段階上昇ダイホロウなら12.5%の確率で一撃で倒せます。D振りならばどんどん倒す確率が上がっていきますので、それだけ勝つ確率が大きくなるということです。

 

 また、ダイマックス想定のスタンダードな物理型ドラパルトはダイマックスが切れると弱いことでも有名ですが、相手にこの指持ちフェアリーとかがいなければ、コーチングでABが1~3段階上昇しているので、ドラゴンアローとゴーストダイブを撃ってるだけでかなりの圧力になります。A2段階上がってるとすると、一致込みで威力150が両方に当たるわけですからね。まあそれでもダイマックスが切れると割と弱いので、コーチングプランの場合はダイマックス中に相手を2匹半は削りたいところです。

 

 コーチング2回分貰った時は流石の火力ですが、1回分の時は1積の割にはやや物足りない印象でした。突撃チョッキのおかげで勝った試合の方が圧倒的に多いので後悔はしていませんが、命の珠とか呪いの御札とか持たせてたらそれはそれで強かったのではないかと思います。

 

 こんな感じで、徹底的に相手の予想外になる形で種族値の暴力を押し付ける特大の地雷ポケモンです。

 

 また、スカーフコーチングする以上、攻撃するのはf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plain1匹だけとなるのが欠点です。攻撃するのが1匹だけになっても火力自体は十分なのですが、相手のHPが少し残ったりすると非常に厄介です。スカーフコーチングのおかげで勝った試合の方が圧倒的に多いのですが、やはりスカーフの窮屈さもしょっちゅう感じました。

 

 余談ですが、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainの並びは相手にサイドチェンジを想起させるようです。サイドチェンジ一点読みでダイマックスf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainに炎技の集中が飛んでくることが数試合。そのまま相手が降参または切断しました。サイドチェンジは「覚える」というだけで人の心を破壊するようです。


エルフーン

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 主な役割は、構築の並びを見た相手の意識をf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainへと向けさせてコーチングプランを通しやすくすること、普通に袋叩きコンボを決めること、対天候パや追い風パの時に追い風でアタッカーのサポートをすること、です。

 

 今回は珍しく余っているので、場に残るよう気合のタスキ。そうなると別に耐久に振る必要が無いので、努力値はCS252、余りは役割的にf:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200824153840p:plainと相対しがちなのでBに振りました。技は、タスキを保持するための守る、コンセプト通りの追い風袋叩き、までは確定です。そして攻撃技枠は、ダイマックスエースの削り残し狩りやタスキ削りの範囲技マジカルシャインを選びました。火力をしっかり出せるムーンフォースでもよかったのですが、先述の通り、ダイマエースによる削り残しがまあまああるし、相手が袋叩きコンボの超火力を意識してタスキ持ちをよく出してくるので、でこっちで正解だったと思います。

 

 主に働くのは、対天候パ、対追い風パ、それと相手の技引き寄せ役がモロバレルしかいない場合です。草タイプなので怒りの粉による引き寄せを受けずに袋叩きを決められます。初手にf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainと並べて追い風をして天候パを圧殺する使い方と、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainのどちらかがやられたときに出して後発追い風をすることで後ろに控えるf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainf:id:kobayasisinn:20200831115037p:plainをサポートする動きが強かったです。

 

 ちなみにA個体値は妥協してます。どうせダメージはそこまで変わらないので。

 

④ウーラオス(いちげきのかた)

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 ふんわりとした理由から採用され、ふんわりと広い役割を担ったポケモン。役割としては、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainが終わった後のアタッカー第二陣。ダイマックスしたどちらかのダイジェットのサポートを受けたりして、高火力で通りの良い技を押していきます。

 

 努力値は、火力が欲しかったのと同族対決を意識して陽気ASぶっぱ、残りは低い方のDに回しました。持ち物は、本当は気合のタスキが良かったが、すでにf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainに取られているので代わりになんとなく火力増強出来る命の珠に。結果として、微妙に足りない火力を補ってくれたので、それなりに活躍しました。ただ、タスキが欲しい場面も何度もあって総合的に見るとタスキがあったほうが勝てたかな? という場面の方が多かった気がします。そして悲しいことに、f:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainと比べてもf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainの方が選出率が高いので、こっちにタスキを譲ってもらってあっちはHSリリバとかのほうがよかったかもしれません。ただこれは微妙な話で、僕はこのポケモンの珠なしの火力を知らないので、もしかしたら珠があったからこそ勝った試合の方が多いかもしれません。

 

 技はいつもの4セット。強いていうなれば不意打ちをアイアンヘッドか毒突きに変えても良かったかもしれないですが、タイプ一致珠不意打ちはA種族値の分エースバーンよりも火力が出るし、パーティから先制技がなくなって窮屈になるのでやはり不意打ちの方が良いでしょう。

 

 珠を持たせたこともあって惚れ惚れする火力でした。暗黒強打とインファイトはタイプ一致も含めて威力もさることながら、ガオガエンを筆頭とした威嚇ポケモン、鉄壁を積むアーマーガアに強いのが良かったです。

 

 格闘・悪の物理ポケモンであるため机上論上はf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainと役割が被るように感じますが、ダイマックスしなくても強い、それなりの火力の先制技がある、という点で違うので、いざプレイしてみると役割が被ると感じたことはありませんでした。

 

 

 f:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainとの比較ですが、基本幸運よりも不運の方が圧倒的に多い僕にとっては、ダイマックスしないf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainは使うという点では弱いと感じます。f:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainは命中安定・汎用性・火力・範囲が良いうえに全体的にツラいワイドフォースを無効にできるのが強いと感じました。

 

 ダイマックスしたf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainのダイホロウ・ダイジェットのサポートを貰いながら相手ダイマックスポケモンを倒すないしは致命傷を与える役割を背負うことが多かったのですが、f:id:kobayasisinn:20200824145128p:plainf:id:kobayasisinn:20200824153840p:plainf:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainみたいな耐久が低い・抜群技が通る・ウーラオスより遅いポケモンはまだしも、f:id:kobayasisinn:20200831170539p:plainのようにウーラオスより速くて悪技が抜群ではなく耐久もそれなりにあるポケモンの場合は、ダイホロウのサポートなしにダイジェットで上から等倍技を一回当てて大きく削るが倒しきれず、そのまま反撃で即退場、ということが多かったのが残念でした。あとダイジェットサポートでもf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainが相手ダイマポケモンに上を取れない場合(例・相手がf:id:kobayasisinn:20200831111744p:plainがダイジェットを積んでいる)、前のターンに使ったダイホロウによるBダウンを頼りに不意打ちを撃つ場面もありましたが、不意打ちは緑ゲージのダイマックスポケモンに等倍で撃つにはあまりにも火力が足りません。これをするパターンの時は苦し紛れで相手のミスまたはこちらの幸運待ちです。

 

 珠持ちf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainはあまりいないので、予想外の火力が飛んでくるという点では地雷かもしれません。

 

ニョロトノ

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 構築経緯のツイートにぶら下がってるミササギさんとの漫才の末に採用されたポケモンです。この構築でf:id:kobayasisinn:20200824154409p:plainを気にするの? と思うかもしれませんが、それは僕が昔からf:id:kobayasisinn:20200824154409p:plainを苦手としているからです。

 

 努力値配分はそれなりの事情があって、ぶっぱばかりのこの構築で唯一のちょっと複雑な調整がされています。

 まず、先述のツイートの通り、この枠にはある程度の耐久力を求めていましたf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainはスカーフとチョッキなので守るがなく、f:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainは守る見切りこそあるものの耐久が低いです。よって、この構築は、先手で失敗した時や初手ダイマックスが切れなかった時に相手のダイマックスを凌ぐ手段がとても少ないのです。だからある程度の耐久を求めていました。

 一方で、ある程度の火力も必要です。役割対象となる炎タイプ(f:id:kobayasisinn:20200831172728p:plainf:id:kobayasisinn:20200831172747p:plainf:id:kobayasisinn:20200831114532p:plain

)は中々耐久があるうえに1ターンの行動の価値が重いポケモン(バークアウト、威嚇再利用、晴れ再利用、あくびなど)なのでなるべく一撃で倒したいです。また耐久が高い鈍足の中でこの構築が苦手とするポケモンf:id:kobayasisinn:20200831111941p:plainf:id:kobayasisinn:20200824172220p:plainf:id:kobayasisinn:20200824153840p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145145p:plainf:id:kobayasisinn:20200824173131p:plainf:id:kobayasisinn:20200831152424p:plain)に半減・等倍でごり押しできるぐらいも必要です。よって雨による火力増強だけでは足りないため、性格は控え目で、Cに多く振ることにしました。

 

 そしてそして、ダイジェットや追い風によるサポート下での運用を前提としており、なおかつ上から放てるとアドバンテージが大きい技がメインのため、素早さも少しだけ必要です。これらのサポート込みである程度のポケモンは抜けるようにしなければなりません。

 

 そんな火力・耐久・速度すべてのそれなりを求めた結果生まれたのが、H204・C236・S68という調整です。Hに厚く振りたかったが極振りは使いすぎなので16n-1調整を言い訳に少し減らし、火力を求めていたが極振りはなんか勿体なかったので11n調整を言い訳にちょっとケチって、その余りをSに振ってみたらサポート込みなら最低限抜きたい相手を抜けるので満足した、というやつです。ポケモンは2か所ぶっぱが基本最強なので真似しないようにしましょう。

 

 ちなみにこの実数値99というSラインについてですが、S実数値99<無振り80族実数値100(f:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainなど重要なポケモンが多い)であり、一番重要な80族ラインにギリギリ届かないというしょーもない数値です。一方でダイジェットでS1上昇させると準速95族実数値147(f:id:kobayasisinn:20200831111733p:plainなど)や最速81族実数値146(f:id:kobayasisinn:20200831174422p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111845p:plain)を抜くことができます。そして追い風による倍速になれば大抵のSサポートなしポケモンの上を取れます。なんかこうやって書いてみると微妙に抜きたいポケモンが抜けていませんが、実戦ではこの絶妙なSが活躍してくれたので、馬鹿みたいな中途半端配分ですがあまり後悔していません。

 

 技は、仲間を巻き込まないかつ高火力範囲技の濁流ダイマックスやf:id:kobayasisinn:20200831111751p:plainの攻撃を凌ぐための守る、相手鈍足の守るを咎めアンコール、そして相手ダイマックスやトリックルームを誤魔化す犯罪技・催眠術です。アンコールはあまり使わないので諸説ですが(この言い回し、ポケ勢特有の気がします)、濁流催眠ぶっぱばかりだったので他に入れたい技もないですね。

 

 持ち物は、命中不安の濁流が当たるか否かが勝負に直結するので広角レンズにしました。また催眠術を当てた時の罪悪感を少しでも減らす意味合いもあります。

 

 基本的には、Sサポートを受けつつ雨下で濁流をぶっぱなすか、守るで相手ダイマックスを誤魔化すか、という役割を想定していました。f:id:kobayasisinn:20200831111845p:plainと同じような役割ですね。そして想定外の役割として、雨を降らせることができるので、この構築が苦手な砂パと晴れパ(f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainサポートするf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainが機能不全になるので)への対策になります。この天候を被せる役割が本当に多くて、これが無ければ絶対勝てなかったので、ミササギさんには頭が下がる思いです。

 

 催眠術は最後の切り札である犯罪行為です。相手が後発で行うトリックルームを止める、こちらの先発が失敗した時に相手の場に残るダイマックスポケモンを行動不能にさせる、という役割ですね。広角レンズを持たせているので罪悪感を削減しているのですが、いかんせん元の命中率が60、アップさせても66なのでよく外します。あと2ターンは眠ってもらわないとアドバンテージが取れないので、約43%の確率でしかアドバンテージを取れない技となっています。この技のおかげで勝った試合もありますが、外したり最短起きされたりして有利なワンチャンを逃す場面のほうが多かったです。

 

 まあ別にそれそのものは自業自得なので問題ないのですけどね。確率とは逆に3回に2回は外したり、こっちは外したのに相手は素催眠を当ててきたり、2回目でようやく当てたのに最短起きされたり、こっちの催眠術では最短起きされたのに相手から食らった欠伸で最長眠りしたり、時には4回連続で外したり、そしてこれら全部が催眠術を撃った場面からだと唯一の負けに直結する道筋だったり、といった具合なので、台パン製造技でした。僕は催眠技と悪戯心電磁波が嫌いなのですが、その理由が、短期決戦の初手ダイマ戦法を好むのと、不運を引く確率が高いからです。


ナットレイ

f:id:kobayasisinn:20200831181804j:plain

 雑に採用したが、雑に活躍したポケモン。トリルや耐久力のある水タイプやフェアリータイプに弱かったのでその対策としていれました。型としては、コーチングやダイスチルと相性がよく、対ガオガエンウインディで火力が落ちない、鉄壁ボディプレス型のテンプレです。この型はポリゴン2と悪ウーラオスに刺さるのもグッドですね。

 相手にトゲキッスが残るかどうかが勝負の境目になるポケモンです。火力が微妙な特殊ポケモン、抜群技や急所技が無い物理ポケモン、だけに相手をしたら、このポケモンだけで詰めることができます。

 

 このポケモンを選出するときはほぼ必ず後発で、出す前に、相手炎タイプやサブに炎を持つポケモンf:id:kobayasisinn:20200824173131p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainなど)を優先的に倒すようにしてください。さもないと頓死します。そして相手もこっちにナットレイがいる以上こうしたポケモンを守ろうとするため、僕の立ち回りが良くないこともあってよく頓死していました。

 

 しかし上手いこと流れに嵌めていけば確実に勝ちを拾えたり、不利に押し込まれても少しずつ形を整えてナットレイで詰められる形にしていけばこれまた勝ちが拾えるので、強いポケモンだったと思います。

 

 ところで、フェアリー対策で入れたのにボディプレスワンウェポンとはどういうこと、と思いますよね? と言うのも、サブアカで使っていたころは守るの枠がアイアンヘッドでした。しかし、やはりテンプレに使われている守るが欲しい場面が多かったので、メインアカの方では守るに変えました。

 

 このアイアンヘッドか守るかは、今でも結論がつけられません。守るの方が汎用性が高くそのおかげで勝った試合も多々あるのですが、f:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainf:id:kobayasisinn:20200824173131p:plainには構築全体として本当に無力で、実際アイアンヘッドがあればこれらを倒せて勝てた、という場面も多々あります。また、アイアンヘッドを使ってたサブアカではそのおかげで勝った試合もありましたし、守るが無いせいで負けた試合もありました。

 

 使い方としては先述の通り後発で、こいつが戦えない相手を倒しきった後に降臨して詰めていきます。たまにですが、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainの横が倒されたときに出して、ダイスチルやコーチングで強化して戦うことがあります。2回だけですが、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainの並びからf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainと交代して出して初手でコーチングを浴びせることもありました(初手不利対面で苦し紛れの選択だったのですがこれが刺さって勝ち)。

 

使い方・基本選出

基本選出

 先発f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plain+後発適当に

 初手ダイマックスf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plain+スカーフf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainコーチングで相手からすれば予想外の化け物を生み出して滅茶苦茶にします。このままコーチングとダイマックス技連打だけで相手を蹂躙しきるイージーウィンもそれなりに。どちらかがやられたら後発のロラフトたちで倒していきます。

 あまりにもf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainが通らないor袋叩きコンボが通るという場合は、普通に袋叩きコンボをしてA4段階上昇ダイマックス準伝説という化け物を生み出して戦いましょう。

 

 後発のグッドスタッフロラフトの選び方は、基本はf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plain+何か、相手が晴れパならf:id:kobayasisinn:20200831115037p:plain+何か、追い風パならf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plain+何か、となります。

 

f:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200824153840p:plain
 f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plain+何か

 上から高火力地面技を押されるとf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainがスカーフで動くにしてもダイマックスするにしても機能不全になります。そこで、苦し紛れに、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainダイマックスしてダイウォール+f:id:kobayasisinn:20200824145454p:plain追い風、としてください。次のターンは上を取れるので、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainは高いBを活かして上からダイスチルで地面技を受ける体制を整えましょう。f:id:kobayasisinn:20200824145454p:plain側の動きについてですが、初手でf:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainを狙って生き残った場合には袋叩きを、f:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainを狙って倒された場合には後ろからf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainを出して袋叩きをしたり、f:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainを出して追い風下で有利な高火力を押し付けたりしてください。

 

 ちなみに、相手の初手に猫騙し持ちがいたら(例・相手先発f:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200831114532p:plain)ダイウォール+守る、で次のターンに追い風+ダイマ技何かをしてください。f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainの技が初ターンから通りそう(例・f:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plain)な時はいきなり追い風+ダイスチルでもよいです。

 

 こんな感じでかなり苦し紛れなのですが、結構勝てたりします。

 

弱点

①スカーフがまあまあ邪魔になる

 コーチングプランが上手くいってイージーウィンすれば全部解決するのですが、例えば、コーチングが1回で十分な時、相手のキツいポケモンf:id:kobayasisinn:20200831111941p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145128p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainなど枚挙にいとまなし)がミリ残しやタスキ耐えした時など、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainが攻撃に転じることが出来たらなあ、と思うことがあります。

 

 またコーチングプランも袋叩きプランも使えない対面になってしまって、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainダイマf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plain普通に攻撃、というパターンの時、ダイホロウより先にf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainが動いてしまうのももったいなく感じました。

 

トリックルーム

中軸が上からどんどん攻めていくタイプなので、トリックルーム相手には苦戦を強いられます。相手が油断して横にサポートを置かずf:id:kobayasisinn:20200831152424p:plain単体で出してくれたらコーチングダイホロウでイージーウィンできるのですが、そんなことはそうそうないため辛い戦いになります。相手のトリルエースがf:id:kobayasisinn:20200831190921p:plainf:id:kobayasisinn:20200831190912p:plainf:id:kobayasisinn:20200831190904p:plainf:id:kobayasisinn:20200831190856p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111910p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111927p:plainf:id:kobayasisinn:20200824153840p:plainあたりだったら初ターンのコーチングとチョッキの力と後発ポケモンで有利に戦えるのですが、f:id:kobayasisinn:20200824145145p:plainf:id:kobayasisinn:20200824173131p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainf:id:kobayasisinn:20200831191147p:plainのようにいくらチョッキがあるといっても先に動かれたのでは不利だったりそもそも一撃で倒されたりして、なおかつ後発ポケモンたちも苦手な相手だと手も足も出ません。特に対f:id:kobayasisinn:20200824173131p:plainの成績は3勝13敗ぐらい(勝ちはそれぞれ、相手が選出画面で回線切れ、ガン刺さりなのに相手がなぜか選出しなかった、相手が初手でブリムオンを大事に使わなかった、というほぼあり得ない勝因)です。うーん、やっぱりf:id:kobayasisinn:20200831111910p:plainアイアンヘッドは必要ですかね。

 

③対特殊フェアリー

 もうすでに何回も言っている、f:id:kobayasisinn:20200824145145p:plainf:id:kobayasisinn:20200824173131p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainですね。構築の並びを見ただけで「あ、刺さってるな」と思われることでしょう。f:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainについては選出率も遭遇率も高いですが、袋叩きを妨害するために初手で雑に切られるため、圧倒的不利度の割には意外と勝てます。優先して狙いましょう。でも立ち回りを分かっている相手のf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainにはやはり無力でした。

 

④引き寄せ役f:id:kobayasisinn:20200831192911p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainf:id:kobayasisinn:20200831111941p:plain

 袋叩きコンボメタの引き寄せ役をメタったスカーフコーチング構築のくせに何を言ってるんだ、と思われるかもしれないが、事実苦手なのだから仕方のないことでしょう(半ギレ)。なんやかんやで普通に袋叩きをするという選択肢を消されているのですから、結局苦手なんですよね。まあでも、正確に言えば、「これらが引き寄せの他に出来ること」が苦手と言うのがあります。

 

 例えばf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainコーチンf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainのダイホロウを大体なぜか耐えるので、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainのダイスチルかアイアンヘッド使わざるを得ないのです。コーチングプランという一番強い戦法が使えないんですよね。まあでも相手が普通にこの指とまれ連打してくる分には問題ありません。コーチングダイホロウ連打で勝てます。問題は、相手f:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainダイマックスや守るという択があることです。ざわ氏の記事では相手にf:id:kobayasisinn:20200831111828p:plainがいても袋叩きが意外と安定とは言われていますが、それはあくまでもオッカの実をf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainが持っているからで、この構築のこいつはダイマックスすると持ち物無の存在です。あと結局この指とまれされたらその横のやつが嫌なこと(催眠、トリックルーム、デバフなど)をいろいろしてくるので。

 

 続いてはf:id:kobayasisinn:20200831111941p:plain。まあ別に引き寄せられるのはそこまで問題ではないのです。なんなら怒りの粉は一番安心の選択肢。ただこいつは、物理耐久が高く、コーチングダイホロウやアイアンヘッド+ダイホロウで落とせません。唯一抜群で通るダイジェットも、バコウの実を持ってることがまあまあ多くて半減されて倒しきれません。コーチングダイジェットはもっと多いタスキにも防がれます。そんな中で飛んでくるキノコの胞子がもう本当最悪です。相手視点ではf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainがエースなのでそちらに胞子を撃ってきてダイマf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainが通せるというパターンがまあまああるのでそれなら楽ですが、こっちを狙われようものなら最短起きしないと対戦終了です。

 

 f:id:kobayasisinn:20200831192911p:plainについては、ダイホロウが通らないのが特につらいです。その横にいるやつはもう絶対確実に嫌なことをしてくるので、負ける確率が上がります。f:id:kobayasisinn:20200824173131p:plainとの有名な並びならゲームエンドです。

 

⑤悪タイプの皆様f:id:kobayasisinn:20200831194902p:plainf:id:kobayasisinn:20200831114532p:plainf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plain

 それぞれ全く別の理由で苦手です。

 f:id:kobayasisinn:20200831194902p:plainは言わずもがな、悪戯心電磁波や脱出トリック。脱出トリックはf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainに向かってくるのでまだマシですが、コーチングができないので少し辛いです。電磁波はf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainに来たらコーチングが機能不全、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainに飛んで来たらダイマエースがやばい、と散々です。S半分だけなら良いのですが、動けないとかになったらもうおしまいです。あとコーチングの前に食らう不意打ちや、AB同時上昇故にダメージが軽減できないイカサマも嫌です。両壁猫ソウルクラッシュみたいなものでもない限り必ず嫌なことをされます。

 

 f:id:kobayasisinn:20200831114532p:plainは、絶妙に耐久があって場に残り続けて、交換で戻ってきたりデバフ撒いたりと嫌なことを沢山してきます。特に嫌なのが、嫉妬の炎コーチングプランにしても叩きプランにしてもダイマ物理ポケモンがバフを必ず受ける形になるので、火傷は避けられません。こいつにこんな技渡すなゲーフリ。あとB上昇無視のDDラリアットも厄介です。こっちの構築に刺さっているので選出率も高いのがまた悲しいです。幸い、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainを倒すべくフレアドライブ、なんならダイマックスしてダイバーンとかしてくれる時もあるので、そういう時は勝てます。

 

 f:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainは、こっちのポケモンたちの内、f:id:kobayasisinn:20200824145454p:plain以外にとても有利です。何よりも嫌なのが、タスキかスカーフがほとんどのため、B上昇無視の暗黒強打がf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainにほぼ確実に入る事です。こっち視点だとf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainのどちらが殴られるか分からないので、完全に択になります。これは欠点なのですが、こっちにはf:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainとタスキ持ち候補がたくさんいるため、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainのタスキ確率は相手視点だと相対的に低く、暗黒強打が割と安定します。それはこっちだって百も承知なのでf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainバックf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plain出し+f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainダイマックスとかやるのですが、相手視点だとスカーフコーチングなんて分かるはずもなくどう見てもエースのf:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainインファイトをぶち込みに来ていきなり致命傷+無駄交代、ということもありました。

 

まとめ

 まあ何かと弱点や欠点が多い構築ではありますが、チョッキ持った600族がダイマックスしてAB上昇しつつダイドラグーン・ダイジェット・ダイホロウをするのでとても強いです。そんな強い戦術は大体有名なため中々通らないものですが、この作戦の場合は色々犠牲にするものが多いからか知名度が低く、基本的に相手は対策・対処をしてきません。f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainの突撃チョッキ、f:id:kobayasisinn:20200831112955p:plainこだわりスカーフコーチング、一撃f:id:kobayasisinn:20200831114656p:plainの命の珠は、それぞれ採用率が1桁%なので、相手に読まれることはあまりありません。実況者が「○○が最強すぎる!」でやるような色々と組み合わせるコンボでもなく、1ターンでお手軽に出来て、とんでもないパワーがあって、そして読まれないわけですからね。それが強さの秘訣だったのでしょう。

 

 また、こっちは状況に応じてどっちにダイマックスするかを選べるて相手視点ではどっちがダイマックスするか分からないというf:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200824153840p:plainが非常に強い並びでして、この戦術はそれに近いようで違う強さがあります。こっち視点ではどっちをダイマックスするか選べるが、相手視点だと片方のダイマックスがほぼ確定に見える、という感じですね。

 

 そんなこんなで過去最高クラスの成績を出せました。比較的レートが上がりやすい剣盾におけるダブルバトルでは最終レート1800は結構難しい部類だと考えているので、それがようやく達成できたのは嬉しい限りです。ランクバトルで当たった名前を憶えていない誰かさんには感謝してもしきれません。あの敗北は1敗以上の価値があったと言えるでしょう。

 

 以上です。長文を読んでいただきありがとうございました。

【ポケモン剣盾S9ダブル瞬間レート1741達成】ドラパセキタンザン+球根ジュラルドンの魔改造

はじめに

 こちらの記事はすでにnoteにて投稿した構築(noteのやつはS7の構築です)とほぼ同じ内容になっています。この記事ははてなブログ執筆の練習用です。そのため、あまり詳しいことは説明せず、略式での構築記事となります。それでは以下から本題です。

 

構築経緯

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 S8では構築が迷走し終盤まで定まらなかった結果、最終日になって「S7で使っていたドラタンザンはまだ通用するのではないか」と思い始め、環境に合わせて少しだけ技と努力値と持ち物を弄ってまた使い始めました。結果として、S9(8月15日)に瞬間レート1741を達成できました。

 

 元の記事にも書いてありますが、これにはさらに元となった構築があり、それのアレンジとなっております。僕がnoteに投稿したこの構築の元を読む前に、さらにその元になった記事を読むことをお勧めします。お勧めの順番をまとめると、元の元(強い人が作った構築)僕がS7でアレンジした構築→この記事、という順番です。

 

 一応経緯としては、f:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainの並びに着目し、その中で元の元の記事を見つけて球根f:id:kobayasisinn:20200824145128p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145145p:plainを組み合わせたものをそのまま採用しました。後はドラタンザンにとって厳しい水タイプ・地面タイプに強いうえに火力の高い先制技を持つf:id:kobayasisinn:20200824145307p:plainと、ドラタンザンを超える速さで攻めてくる相手の天候・追い風構築に後から切り返せるf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plainを採用しました。これがS7で使っていた構築です。

 

 その後S8最終日になって、鎧ポケモン解放による環境が固まってきたところで、それに合わせて技や持ち物や努力値を少しイジリました。ただし先述の通り、ポケモンの種族自体は変えていません。

 

個別紹介

ドラパルトf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plain

 

 性格・陽気(C個体値0)

努力値・A252、S252、B4

実数値・H163、A172、B96、C94、D95、S213

  技・なみのり、ドラゴンアロー、サイドチェンジ、ひかりのかべ

持ち物・きあいのタスキ

 特性・クリアボディ

 

 説明不要。元の構築から一切の変化なし。相変わらず守るが欲しかったりする場面はあるが、やはりこの技構成が一番使いやすい。今期は初手サイドチェンジをする場面が多く基本的に苦しかった印象。

 

 B=Dのところに努力値4をBに振るというのは、一見、ダブルバトルに溢れているf:id:kobayasisinn:20200824172220p:plainのダウンロードを意識できていない調整に見えます。しかしながら、ダブルバトルにおけるダウンロードは、相手側2匹のB合計とD合計を比べてアップする能力が決まる仕様です。この構築はf:id:kobayasisinn:20200824145145p:plain以外全員D種族値よりもB種族値のほうが高いため、ドラパルトでたった1の差が出るB<D調整をするのは無意味です。この仕様、ダブルバトルがマイナーなこともあってあまり知られておらず(僕もS8中盤まで知らなかった)、しかし結構重要な情報です。まあS10からしばらくf:id:kobayasisinn:20200824172220p:plainは出入り禁止なのであまり意味のない情報になりますね。

 

セキタンザンf:id:kobayasisinn:20200824145032p:plain

 性格・いじっぱり

努力値・A252、S252、D4

実数値・H185、A145、B140、D111、S82

  技・まもる、フレアドライブいわなだれ、だいばくはつ

持ち物・じゃくてんほけん

 特性・じょうききかん

 

 こちらも説明不要。変化なし。今期はf:id:kobayasisinn:20200824145307p:plainの大流行のおかげで水タイプと地面タイプが大幅に減ったものの、草技が弱点ではない水や地面(f:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200824152044p:plainなど)は健在であり、またこういうのに限って天候パエースでf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainの上を取ってくるのでやはり苦しかったです。初手サイドチェンジしながらダイバーンで天候を奪うなどして対応しましょう。

 

ジュラルドンf:id:kobayasisinn:20200824145128p:plain

 性格・控え目

努力値・C252、S252、D4

実数値・H145、B135、C189、D71、S137

 技・あくのはどうりゅうせいぐん、10まんボルト、ラスターカノン

持ち物・きゅうこん

 特性・すじがねいり

 

 やはり説明不要の球根ジュラルドン。メインエースとサブエースがいる構築はとても強い、強者の構築発想はとても強いということを分からされたポケモンでした。元の元になった構築の並びは、喰い断さんからもパーティ構築テンプレの典型例として紹介されてましたね。相変わらず守るが欲しい場面が多かったですが、全部の技をよく使ったのでやはり悩みどころ。

 ドラタンザンを見ると初手脱出ボタントリックをしてやろうと悪戯心持ち(f:id:kobayasisinn:20200824153008p:plainなど)がよく初手に出てきます。そういう時はf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainと並べて波乗り+球根起動ダイスチルで飛ばしてください。

 

アシレーヌf:id:kobayasisinn:20200824145145p:plain

 性格・冷静(S個体値0、A個体値16~17)

努力値・H252、C252、B4

実数値・H187、A87、B95、C195、D136、S58

 技・ハイパーボイス、、ムーンフォースハイドロカノンアクアジェット

持ち物・くろいてっきゅう

 特性・うるおいボイス

 

 個体・努力値・持ち物に変更はないが、技がエナジーボールハイドロカノンに変更になりました。先述の通り、f:id:kobayasisinn:20200824145307p:plainが大流行して水タイプ・地面タイプが大きく環境から数を減らしたからです。エナジーボールを撃つ機会が無くなったので、代わりに、自身がダイマックスする非常事態の時に特殊水ダイマ技がなくて困る場面が何回もあったので、威力が高いハイドロカノンを採用。非ダイマ時でもちょっと削った砂下f:id:kobayasisinn:20200824153840p:plain倒しきってくれたりと活躍しました。

 

 最遅黒い鉄球にすることでf:id:kobayasisinn:20200824173131p:plainより遅くなり、トリル下で活躍する……がS7では結構あったのですが、今期は鉄球が活かせずアイテム枠の無駄になるどころか、素早さが半分になるのが邪魔になる場面すらあって、ここは改善点だと思います。どうせフルアタだしチョッキか、はたまたf:id:kobayasisinn:20200824145307p:plain対策のリンドでも良いかもしれません。

 

 ちなみに、アクアジェットは敵にも仲間にも撃つから良い感じに間を取った個体値……という体で最初に出たA抜けS0・4Vの個体を面倒なので採用した結果仲間にしか撃たないのでA0の方が良い、と前回反省しましたが、今回も厳選しなおしが面倒だったので個体は同じです()

 

ゴリランダーf:id:kobayasisinn:20200824145307p:plain

 性格・意地っ張り

努力値・H140、A252、D52、S60

実数値・H193、A194、B110、D97、S113

  技・ウッドハンマー、10まんばりき、ばかぢから、グラススライダー

持ち物・こだわりハチマキ

 特性・グラスメイカ

 

 個体そのものを変えました。今回の一番の変更点です。命の珠で技を選べるのは良かったのですが、結局グラススライダーばかり撃つし……ということで、ドラタンザンが苦手なf:id:kobayasisinn:20200824154409p:plainを倒すための最低限の素早さ(準速80族抜き)を確保する程度に留め、後は火力最大と耐久に割り振ることで、場に残って最強火力グラススライダーを撃ってもらう役割にしました。元はf:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainでほとんど削れた相手の掃除役といった感じでしたが、今回はそれなりにHPが残った相手のダイマエースを倒しきる役割です。このポケモンは本当にf:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainと相性が良いポケモンです。苦手なポケモンは大抵こいつで倒すことができます。

 

エルフーンf:id:kobayasisinn:20200824145454p:plain

 性格・臆病

努力値・H252、B4、S252

実数値・H167、 B106、C 97、 D95、S184

  技・おいかぜ、まもる、ひかりのかべマジカルシャイン

持ち物・バコウのみ

 特性・いたずらごころ

 

 前回の反省点の通りに個体を変えました。努力値はHSにし、持ち物はバコウのみに。また、トリル対策の挑発はぶっちゃけ相手がその対策をしないはずがないということで、相手の特殊技を受けきるために、ドラパルトに続いて2枚目の光の壁を採用。これは使って活躍する場面がそれなりにあったので、正解だったと思います。

 

 相変わらず選出率が低く、どうしたものかと困った枠です。前回も選出率が低くて何かに変えようとしたのですが、どうにも何を入れてもしっくりこなくて、惰性で前回の反省点を改善した個体に変えただけ、といった感じです。

 

解説

基本選出・使い方

 前回と基本的に変わらないどころか、全く変わらないと言っても過言ではありません。f:id:kobayasisinn:20200824145145p:plainダイマックスのプランが使いやすくなったこと、f:id:kobayasisinn:20200824145307p:plainの火力がとんでもないことになっているので相手ダイマックスへの対応が柔軟になったこと、が変更点なぐらいです。

 

おわりに

 鎧の新ポケモン・新技が解禁され環境が整ってきたS8後半とS9は、f:id:kobayasisinn:20200824145307p:plainのシーズンと言っても過言ではないでしょう。f:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainの天敵である水タイプや地面タイプがf:id:kobayasisinn:20200824145307p:plainの大流行でそもそも数を減らし、そしてf:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainと組み合わせることで、数があまり減らなかった・新しく増えた・新たな相棒を得て覚醒した天敵(f:id:kobayasisinn:20200824152044p:plainf:id:kobayasisinn:20200824152032p:plainf:id:kobayasisinn:20200824153840p:plainf:id:kobayasisinn:20200824154409p:plainなど)やたまに遭遇する減ったはずの天敵たちと戦う時に心強い相棒となるポケモンでもあります。その点では、f:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainf:id:kobayasisinn:20200824145005p:plainという剣盾ダブル伝統の並びには強い追い風が吹いたシーズンと言えるでしょう。

 

 一方で、具体的にどんな理由なのかは分からないので言えませんが、S7に比べて動きづらくなった感じもします。最高成績的に言えばS7を超えているのですが、S7よりも苦しい試合が増えたような印象でした。初手サイドチェンジに頼る、f:id:kobayasisinn:20200824145128p:plainから出す、裏のf:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainが腐る、初手波乗り岩雪崩に頼る、など、波乗りキョダイf:id:kobayasisinn:20200824145032p:plainという一番のプランが全然通らない試合ばかりでした。表に見える環境は追い風でも細かい部分が向かい風だったのか、全体的にレベルが上がってドラタンザン程度なら対策してて当たり前なのか、そのどっちかかもしれません。

 

 そういうわけで追い風も向かい風もビュンビュン吹いてた今シーズンでした。そんなS9において、強者が作った構築を元にしたドラタンザン構築は、一定の結果を残せる構築であると言えます。ドラタンザン+球根ジュラルドンという構築自体とんでもないポテンシャルがあるので、よほどの環境ではない限り、それなりの結果は出ると思います。

 

 一方で、長いこと使っている使い慣れててとても強い構築ではありますが、こういう初手ギミックが有名で対策も全てのパーティにあるといえる構築は僕のプレイングの悪さと連敗癖(運負けをきっかけとしてクソプレミ・運負け・相性の悪い相手とマッチングが重なって連敗しまくること)が重なって、下振れすると悲惨なことになります。そういうこともあって、3桁半ばに上げるもそこから2000~3000位ぐらいまで落ちる、というのを繰り返す形になりました。

 

 一方、サブロムで試してた地雷構築がついに形になり成績(瞬間レート1800)も出ました。そこで、メインロムでも使い始め、そちらでもそれなりに速く2000位ぐらいからレート1800(8月24日0時ぐらい)まで上げられました。来季からBANされるポケモンに依存した構築のため、S9が終わったら公開しようと思います。

 

 以上です。

 

 ちなみにこの記事は最初に書いた通りはてなブログ執筆の練習用なので、編集が多くなることもあるかと思います。ご了承ください。

はじめまして

はじめまして。ツイッターアカウント名・小林、TNアルトリウス、他で名乗ってる名前は「きばやし」、です。このブログでは基本的にポケモンをやってて個人的に気に入った構築の記事を書いていくことにします。

これまで構築記事はnoteで書いていたのですが、なんか他の方の記事を見ていると全体的にnoteよりもはてなブログの方が見やすかったので、こちらでも書いてみることにしました。

幸い(?)フリーターなので人よりも時間はあるため、色々試していこうと思います。