小林のポケモンブログ

主にポケモンの構築記事・考察のブログです。基本的に投稿頻度は少ないです。ソード・シールドでは今のところダブルバトルメインでやっています。

ポケモンSV・PJCS2023予選の取り組みと反省会・第三回予選最終レート1700への軌跡(第二回予選終了後まで)

はじめに

 初めまして、またはこんにちは。こんな記事開いてくださってありがとうございます。

 ここはタイトルの通り、予選抜けを果たせなかったPJCS2023の振り返りをする日記記事です。

 今回の予選は結果だけ話すとまあ抜けられなかったし最終成績はボーダーに掠りもしなかったのですが、予選三回目で最終レート1700という今まで予選ではやったことのない成績を達成したので、それへの道のりとして参考になると思います。ちなみにこの記事はイマイチだった第一回第二回までしか書いていないため、さっさと読み飛ばして第三回に焦点を絞ったこちらだけ読んでも構いません。(第三回の記事は今頑張って書いてるよ!)

 

 以下常体。

 

 2月末というカスみたいなタイミングで公表されたPJCSの詳細はびっくりするものだった。

①予選は、4月頭の金土日月が初回で、そこから隔週で行うというタイトスケジュール

②本戦第一回は最後の予選の翌週(!?!?!?)の日曜日で、ネット予選形式。64人ぬける

③各予選から有資格者の上位150名が抜ける。合計450名が本戦出場。

 まず目を引くのはタイトスケジュールだが、これは甘えたフリーターの僕には最悪他者より問題ない。それよりも、450名が本戦に出場できるという枠の多さが重要だ。

 参考までに、去年は、本戦がいきなり会場大会だったこともあり、190名(INCトップ30×3、予選トップ100)だった記憶がある。実に2.5倍ぐらい枠が広いのだ。

 

僕「あれ、もしかしてチャンスある……?」

 

 剣盾からのあれこれが実ったのと上振れパワーで、S1ランクバトルで100位台をメインサブ両方で取ったのを筆頭に、LCS2022予選抜け、セカポケ三次予選出場などの実績を持ってしまったため、中途半端に自信がついてしまっていた。

 

 そう、つまり、勝ちの希望が(夢見すぎなことに)現実的であり、その分負けた時のショックが大きいのである。

 

 なんて恐ろしい予選だ……。

 

 そういうわけで、いつも以上に真剣に取り組んだのであった。

 

3月編

 まだルールはレギュBだが、もうそっちはさほど盛り上がらず、レギュCの仲間大会が連日大盛り上がりしていた。

 ところがどっこい、それにはあまり参加できていないし、3月頭から久しぶりに(実に1年半ぶりぐらい)発熱する風邪を引き、それをこじらせて3月中ずっと体調が悪かった。

 それでも仲間大会にはちょくちょく参加してレギュCの練習を何とかやってきた。レギュCをやる前のイメージとしては、

・災厄ポケモン解禁に伴いこれらが超強力

・それにメタとなるハバタクカミあたりが元気に

・パオカイ、チオディン、カミユイあたりは知ってる

・悪タイプ大増加でグレンアルマの立場がなくなって今まで積み重ねた相棒との経験値が無駄になる

・グレンアルマが減るのでドレコーがそこそこ元気になる

あたりだった。

 

 そういうわけでまずは相棒枠のグレンアルマから離れることを意識して構築を組んでみた。

 

1回目→ハバタクカミ・ディンルー・ウインディ・キョジオーン・パオジアン・カイリュー

最強で便利なハバタクカミ、とりあえず強そうなパオカイ、パオカイに強そうなウインディ、とにかく強そうなディンルーキョジオーン。パオカイで荒らしてカミで〆るか、パオカイやカミで荒らしてディンルーキョジオーンで詰めるかってかんじ。6勝9敗

 

2回目→カミユイツツミカイナイッカネズミキョジオーン

強そうなカミユイツツミにトリル対策のカイナ、ワイガ対策にフェイントのイッカネズミと、強そうなキョジオーン

1勝しただけで時間切れしたが感触がよくなかった

 

3・4・5回目→ツツミカミキバアロードータクンコータス

割と今でも並びだけは通用しそうなスイッチ追い風トリル。

3勝1敗で感触良かったので次にも持ち込んだら7勝8敗だった。その次は5勝5敗で、あまり感触が良くなかった

 

6・7・8・9回目→合体寿司・ツツミカミ・ロンゲ水ケンタロス

ロンゲの黒い鉄球トリック+水ケンタロスで、ブーストするツツミやカミを破壊できることに気づいた。それで相手先鋒の高速低耐久を破壊してAS寿司を通す感じ。

1勝2敗、6勝2敗、1勝0敗、4勝5敗と一時は調子乗ってたがやっぱり微妙な感じ。そろそろ3月下旬に入ってきて焦りを感じ、胃の調子がずっと悪くなる

 

10回目→ツツミカミフロルキョジオーン寿司

ツツミカミ毒寿司が強そうだったので使ってみた。2勝4敗で散々だった。

 

11・12回目→イッカコノヨバレルにカミ・アロー・グレンアルマを加えた

イッカオノヨバレルが環境に刺さってそうということで注目し、取り回しやすい汎用アタッカーカミ、足りないSを補うファイアロー、そしてまさかのグレンアルマピン差し(ヘイラッシャにクリアスモッグ入れながらある程度アローに乗せて強いアタッカーを探してた)

6勝4敗、1勝2敗とこちらも成績はイマイチだが、イッカコノヨには可能性を感じ始めた。

 

13回目→イッカコノヨ・カミユイ・カイリュー・ドクガ

イッカコノヨカミが使いやすいことに気づき、カミと相性の良いイーユイ、浮いてるアタッカーが欲しくてカイリュー、カミユイと相性良さそうなテツノドクガをチョイス

5勝9敗。この時はもう何やっても勝てなくて焦りに焦っていたため何考えていたかもわからない。

 

14回目→イエッサン・グレンアルマ・カイナ・ドクガ・カミ・アラブルタケ

迷走した末にたどり着いたのが、レギュBで使って結果残したイエグレドクガで、そこにユウキさん式の要素を取り入れて見たやつ

当然のようにディンルーがきつかったし相手の初手の初見殺しが有名すぎて読まれてボコボコにされて6勝12敗。

 

 このように3月は色々と散々であった。構築を考える時間がない、仲間大会に生活サイクルの都合上参加できないなど、色々と欠陥を抱えていた。代わりと言っちゃあなんだがランクマではまあまあの成績残せた。その記事はこちら

 

レギュCランクマ開幕~予選一回目

 ついにランクマが始まり、仲間大会に出られない焦りを感じる必要がなくなった。

 ここまでの経過として、イッカコノヨが一番いい感じだったのでそっち方向でパーティを固めていくことにした。

 まずイッカコノヨは確定。第二のイッカネズミや回復役としてモロバレルも入れたい。先発でも後発でも仕事をできて使いやすいハバタクカミも入れたい。

 残り2枠は①素早さ不足を補える②対地面が弱くて特にディンルーがキツイ③相手先発カミイーユイへの対抗策がない

 これらへの対応として、とりあえず強そうでイッカコノヨと相性の良いディンルー、耐久があって物理技が強力で追い風があるカイリューを採用。第一回予選に持ち込んだ。

 

簡易構築メモ

コノヨザル@食べ残し 意地で大体HS(準速) 鋼テラス

憤怒、守る、ドレパン、ビルド

バンギルガンに安心してマウントを取れるように精神力。

イッカネズミ@ゴツメ 腕白でSは準速コノヨザル抜きで残りHB ゴーストテラス

袋叩き、守る、指、怒りの前歯

ハバタクカミ@珠 臆病CS フェアリーテラス

守る、シャドボ、マジシャ、ムンフォ

モロバレル@オボン 呑気のやつ 水テラス(コータス・ヘイラッシャ対策)

守る、怒りの粉、キノコの胞子、花粉団子

下2匹は記憶があいまい

カイリュー@クリアチャーム 意地AS 飛行テラス

追い風、神速、テラバ、アイヘ

ディンルー@チョッキ 腕白HB 地面テラス

地ならし、地団太、ヘビボン、カタストロフィ

 

①イッカコノヨで暴れて後発にモロバレルでコノヨをさらに暴れさせたりカミをスイーパーとして出したりする流れ。対パオカイはイッカネズミ@ゴツメにパオカイが殴ってきて襷マルスケを削る算段

②先発にカミ+何かで出して後発でイッカコノヨを暴れさせる流れ

③対カミイーユイはカミ・ディンルーで出して、カミ守るディンルー地ならしで相手のHS削って確実に上からカミが殴ってゲームエンド

 

使い方のイメージとしては、そのままコノヨor鋼テラスコノヨのどちらか片方に強い奴を選出段階で見極めて集中的に倒す→コノヨザルが相手の残り二有利なテラス・不テラスを選んで暴れる、というのが多い。キラフロルのキラースピンに対して初手イッカコノヨの鋼テラスが強く、後発にモロバレルを入れておくことで毒菱も消せた。鋼テラスは強かったと思う。

 

結果30勝15敗、最高レート1712、最終レート1674、1222位

残り6戦時点で28勝11敗と残り5連勝で予選抜けのところまで来たが、そこから4連敗し、やけくそで潜った最後の2戦で一応勝った

 

反省点・良かった点

・なんかパルデアプロローグほどではないにしろそこそこ勝った

・ヘイラッシャの地震採用がとても多かったのでそれに対して鋼テラスコノヨは弱かった

・環境読み違えて、カイリューはノマテラ神速が大半だと思ったらほぼ全員飛行テラバだった。そのせいでイッカネズミのゴツメで削る算段がお釈迦になることが多かった(決まることもあったのがなんとも……)

・全体的に地震・イーユイ・追い風に弱い

・イッカコノヨを見てカミユイ先発がきがちで、それを狩るためのディンルーカミで、カミ守るディンルー地ならしの流れはそこそこ強かった。が、こちらのカミのCも邪魔しがちだった。特殊が実質カミしかいないからいいかなと思ったんだけどなあ……。

・ちなみにこの記事書いている時になって気づいたのだが、最後に加えたディンルーカイリューを今アーキタイプとなったやなぎ式にしてればもっと勝てて、彼と並ぶ†先駆者†として世間に胸を張れたのではないかと思う。HBディンルーは固くてやばかったが置物になりがちだったなあ。ボディプレ不採用ならB振る意味も薄かったし。

 

予選2回目まで

やったこと

①考察サーバーに所属した

 第一回予選のちょっと前から周囲で、「予選抜けしてる人は途中経過を全くもしくは滅多に予選中にツイートしない」ということがまことしやかに言われていて、実際それは僕の体感と合致していた。これは去年の予選でも周囲で言及されていた。その末に生まれた言説がこちら。

 こうしてタイムラインに発生したぼっちの苦しみが凝縮した末に生まれたのが休歌さん(https://twitter.com/pokemononly354)主催のサーバーであった。そして考察仲間とオープンじゃない暴れる場所が欲しかった僕はウキウキしながら所属したのであった。

 メンバーは割と豪華。他の考察サーバーに比べたら少ないが予選抜け経験者・ランクマおよび公式大会での最終二桁経験者はもちろん、SVトリプルシーズン1最終1位、パルデアナンバーズカップ優勝メンバーなどが集っていた。僕もパルデアナンバーズカップブロック予選全勝の誇りを持っているが、うーん他の人に比べたら全然。

 

②考察サーバー内でフレ戦や感想戦をした

 今まではツイッターで募集に乗ってくれた人とDMでやっていた感じだったが、ディスコ―ドサーバーに所属することで、フレ戦・感想戦がとてもやりやすくなった。そのおかげで相手にメジャーな構築のレンタルを使ってもらって有名な並びとのスパーリングをやったりもした。苦手な構築相手には同じ人に何度もその構築で戦ってもらって本番の動きを組むこともできた(1時間ぐらい延々付き合ってくれた休歌さんには特に感謝)

 

③サーバー内で色々な構築や考察を共有しあえた

 詳しくはもしかしたら休歌さんが記事かツイートをするかもしれないが、とある方がフレ戦に持ち込んだのをきっかけに、カバルドン・チオンジェン・キラフロルの並びが強そうということに行きついた。これを一番考察した休歌さんが、詰め的(陰)・攻撃的(陽)両方のチオフロカバの並びを作ってくれた。あの人が陰陽師とか言ってたのはそれです。

 僕は①魂の45戦を三日間でやるにはなるべく短期戦が良い②長期戦だとプレイングが崩れがち、などの理由で、意表を突いて相手をさっさと崩壊させる陽キャチオフロカバを選択。ランクマでバカ勝ちした。

 詳細はサーバーメンバーの誰かが記事かツイートすると思うが、眼鏡チオンジェンが強かった。

 

④構築相談ができた

 1週間ぐらい陽チオフロカバを使ってランクマで勝ちまくってうきうきしていたが、予選が近づくと急に勝てなくなったので、直前になって信じられなくなり、前回予選で思ったより良い結果を残せて感触の良かったイッカコノヨをまた信じることにした。

 そのうえでここまでの考察で5枠は決まったが残り1枠が決まらず悩んでいたのでサーバー内で募集をかけたところ、どんぴしゃでハマるポケモンを紹介してくれたし、しかもがっつり予選で活躍してくれた。感謝感激。

 

予選2回目構築・イッカコノヨバレル@砂カミ



変更点

・イッカネズミの怒りの前歯をフェイントに、持ち物をゴーグルにした

・コノヨザルの努力値を微調整してちょっと効率良くし、特性をやる気にした

・ディンルーよりも単体性能は下がるが、それの互換としてチョッキカバルドンを採用した

・カミの持ち物をブーストエナジーにした

・ラスト1枠は地震に弱いのを承知でルガルガンにした

モロバレルの持ち物をゴツゴツメットにし、花粉団子をクリアスモッグにした

 

使い方

①イッカコノヨ+他4匹

先発イッカコノヨで破壊して後発で決めきる感じのやつ。対バンギルガン・パオカイ・ウインディイルカバレル・毒寿司に対してよくやった。後発は相手によりけりだが、バレルカミのパターンとカバルガンのパターンが強力だった

②カバカミ+イッカコノヨorバレルルガン

対カミユイツツミみたいな相手に。守る地ならしから入って相手のHSを削りカミが次のターン上から確実に消しとばす感じ。コノヨザルを倒せるやつを選出段階から見定めてそれを狙って倒す、というプランをより深く突き詰めた結果、ディンルーではなくカバルドンが適任だと気づいた。コノヨザルが刺さりそうになかったらルガルガンを選出し、カバルドンを適当なタイミングでモロバレルにバックして砂を大事にしながらルガルガンでスイープ、という流れもできる。

③カミルガン+バレルカバ

コノヨザルが刺さりそうにない時に。

相手の先発を見てから相性の良い方を残し、カバルガンまたはカミバレルの並びを交代によって作る。

④カバルガン+イッカコノヨorカミバレル

普通にカバルガン先発をすることもあった。対寿司・カミユイにツツミが入っている時など。カバルドンで地ならしをしたいがためだけにルガルガンが飛行テラスしなきゃいけないバカな場面があったが、対イルカにアホ程弱いので守るよりもファスガを優先したかった。

 

結果は28勝17敗で最終レート1644、1724位

 

良かった点

・イッカネズミのゴーグルとコノヨザルのやる気は正解だった

威嚇は負けん気の存在があるから相手は出しにくく、バンギルガンの岩雪崩も実はそんなにやってこないし1回怯んだ程度なら返せる。一方でモロバレルにはとても弱い。

なのでやる気とゴーグルにすることでモロバレルに対して一生マウントが取れた。直前に有名レンタルを使ったスパーリングで全く信じてなかったやる気コノヨザルが強いと実感できたのが決め手だった。

・イッカネズミのフェイントが強い

ゴツメHBイッカネズミのおかげで第一回予選でパオカイにそこそこ戦えていたのでゴツメじゃなくすることが不安だったが、フェイントにすることで色々解決した。アドバイスをくれたケオケオさんに感謝。

カバルドンが強かった

ディンルーと似たような技構成だが、環境の覇者であるディンルーを押しのけての採用理由は①砂で相手の襷マルスケを削れるし防塵ゴーグル判定ができる②ディンルーと違ってハバタクカミのCを阻害しない③相手が油断する、の三つ。この三つの意図どれもがしっかり予選で活躍してくれた。一方で色々と数値がディンルーの下位互換みたいな感じだったのは確か。

・ラスト1枠で紹介されたルガルガンがドンピシャだった

イッカコノヨバレルカバカミまでが決まっててラスト1枠に求めた条件は①イルカマンに強い、②カミユイにそこそこ強い、③寿司に対して対抗策がある、④対イエグレに対抗策がある、あたりだったように思える。四つの意図全てがしっかり本番で活躍したし、カバルドンとの噛み合いもあって選出の幅とパワーが一気に広がり、弱点だった速さもある程度克服できた。

・上記がハマって、大流行していたバレル・イルカ・ウインディ・カミみたいな並びに対しては地割れ一発でコノヨザルが沈んだバトル以外は全勝だった。

特にモロバレルに対して一方的にマウントを取れたのが大きかった。これは本当にうれしかった。

 

微妙だった点

モロバレルの花粉団子はなんやかんや欲しかった

寿司の草・鋼両方のテラスに対応できるようにクリアスモッグ・キノコの胞子両採用だったが、胞子を最初に打った時は草テラス、クリスモを最初に打った時は鋼テラスだった。理不尽。あと花粉団子でチオンジェンを筆頭とする草タイプを殴れないのがちょっと痛かった。コノヨザル回復してえ~って場面は特になかった気がするのでそれは良かった。

・ハバタクカミのブーストエナジー

カバ地ならし+カミ守る、をすることでSブースト含むカミユイに対して次のターン同速勝負することなく確実に先制出来るのは強みだった。同速勝負を祈るor避けるという不確定要素の排除ができた。しかし火力が足りず、テラスムンフォが寿司にミリ耐えされて負けることが2回あった。

ルガルガンに守るのスペースがない

対ツツミの時に後ろのカミがそのツツミを抜けるように地ならししたい場面があったが、ルガルガンに守るがないため、そのためだけに飛行テラスするおバカシーンが結構あった。4つの技全部が最強だったので後悔はしていないが、色々と考えどころではある。

 

悪かった点

モロバレルのゴツメは失敗でオボンまたはピンチベリーが良かった

ゴツメが活躍することはあまりなく、オボンじゃないせいで寿司の前で確保できたはずの1ターンが足りない、ということが2回あった。

・合体寿司を選出されたときの戦績が0勝4敗

これが本当にゴミだった。単純に寿司に弱い、ルガルガンのがむしゃらを使い慣れていないせいでS関係勘違いしてプレミした、モロバレルの持ち物、カミが珠を持ってないから火力が絶妙に足りない、相手の寝言運が神ってたなど色々理由はある。

・急増したアーマーガアに弱い

憤怒を当てないとまず勝てないのでプレイングがだいぶ縛られた。勝率は60%ぐらい。

・対パオカイでは相手のテラスや守るを様子見するためにイッカコノヨで両守るから入るプランを組み立てていたが、それのせいでイージーウィン逃しがちだった

書こうとすると長くなるので省くが、これのせいで苦しい戦いになりがちだった。イッカコノヨ両守るから入るの自体は対パオカイおよびそれ以外でもかなりうまく言った場面もあったのでなんともいえないが……。

・ドレコー、追い風地震に弱い

・ディンルーじゃなくしたので対トリル性能はやはりダウンした

 

総評

 第一回予選に比べて構築の完成度はかなり高く、パワーもあったし動かしやすかった。総合的にバトル運も良かったし、マッチング運も別に悪くはなかった。それなのに第一回予選より成績は悪く、1700タッチすらできなかった。原因は正直イマイチわからないが、第一回が構築・プレイング完成度のわりに上振れた、と考えるのが自然だと思う。

 ゴーグルネズミ+やる気コノヨザルの組み合わせはかなり強く感じたので、レギュCでやるとしたら今後も使うこともあるかもしれない。何より大流行のイルカ・バレル・ウインディ的な並びに対して地割れ一発被弾をした2試合以外は全部それなりに楽に勝てているのが最高だった。環境自体は読み違えていない。あとサーバー内でのスパーリングがしっかり本番で活かせて勝った試合もいくつかある。

 一方で寿司に全敗はシンプルにカスである他、反省するべき点も多い予選となった。

 

 そしてこれらとともに、あえてここまで書かなかった、この構築のある勝ち筋に、僕は光を見出した。

 

当時僕「僕みたいな雑魚がワンチャン予選抜けするには、自分の不運要素は減らしつつ、上振れ要素を積極的に作る構築じゃなきゃだめだ……!」

 

 第二回予選で岩雪崩怯みで4試合ぐらい運勝ちしてしまった僕は、「上振れ運勝ち」の魅力に憑りつかれたのであった……。

 

第三回編へ続く。(まだ書いてる途中だよ!)