はじめに
こんにちは、または初めまして。
この度行われたインターネット大会・トリックリリックで、仲間大会に一杯参加して結構考察したのと、本番で目標だったレート1600タッチを達成できたので、構築記事にします。
簡易記事なので以下常体でさらさらと書いていきます
構築経緯
ルール発表初日(ワクチン2回目を打った日)に、プールを見た段階で強そうだなってポケモンをピックアップ
限られたプールの中で倒しにくい上に火力がある、プールの環境に刺さってる、というのがポイント。クロバットは猫騙しで止まらないかつめちゃはやで追い風を使える、唯一無二のポケモンと言うことでピックアップしてた。ゴースト、悪、フェアリーが多いため、悪・フェアリー・鋼が強い。
逆にゴーストは対等以下の対面になる場面が多い気がした。よって、逆に普段のレートで使われているがトリックリリック環境下ではいまいちだからパーティ候補・必須対策枠から外したのが、の2匹。性能はこのプールにおいてとびぬけているが、環境が逆風。
また、悪タイプが環境に多くなると見なしたので、相手への妨害が主な悪戯心ポケモンは減り、仲間サポートをする壁のような悪戯心持ちが多くなると予想。一方では決まれば最強のパワーを持っているので、それ対策の悪戯トリックも一定数いると見なした。
これを考慮して色々試しながら組んだのが、のガチトリルだった。構築名は『トリックルルッム』。
初手メンハ+脱出ボタンで粉トリル、ボタンで即時トリルエース着地。
は保険を持たせれば言わずと知れた最強ポケモンだと思っていた。
は鉄球持たせればと同速かつをトリル下で抜けて、適応力一致抜群が叩き込める。等倍範囲も広く、悪戯トリックが効かない点も評価ポイント。
はパワーバンドを持たせて相手のに嫌がらせ、は一匹ぐらい上から動ける奴が欲しいから採用。
これで初期環境の仲間大会ではそこそこ戦えた。10回戦って8人がを使ってくる世界だった。
しかしだんだん考察が進み、鉄球のような絶対100%無理なやつや、かなりきつい相手であるが急増。結構な数の仲間大会に参戦したが、泣きながら負け越すことが多くなった。
ガチトリルに限界を感じ、それでもそこから構築を考える気力がなく、手癖で使い慣れたを使うことにした。
相手は絶対悪戯トリックをしようとするので、悪戯トリックが効かない上に悪戯心持ちを一撃で沈められる、トリル兼スイーパーとして、トリルエース兼緊急時にアクジェ起動をする、サイチェンで相手を困らせたりに貴重な打点があるを採用。
これが仲間大会で(サイチェンが決まりまくったのもあって)いい感じの成績を残せたので、この並びで行くことにした。最後の仲間大会ではがっつり負け越して弱気になったがモーマンタイ。
個別解説
①ドラパルト
陽気C0、AS252D4振り、気合の襷
ドラゴンアロー、波乗り、鬼火、サイチェン
説明不要のドラタンザンのドラ。サイドチェンジがめっちゃ刺さった。一発決めると相手のプレイングが急に乱れたりするので、やはり脳みそ破壊だ。
鬼火は対を想定。めっちゃ外した。
②セキタンザン
控え目、CS252D4振り、弱点保険
守る、メテオビーム、熱風、大地の力。
説明不要のドラタンザンのタンザン。めっちゃ相手のを初手に呼んだ。
あまりにも説明不要に強い。超制限環境下でドラタンザンが使えるのはバグだと思った。
大地の力は対想定。あとダイマ切れたあとの安定技として。
③サザンドラ
控え目、HC252D4、球根
悪の波動、流星群、大文字、ラスターカノン
波乗りでサブエースの球根を起動するあれ。過去の構築①②③をまだまだ引きずってる。それとそもそも、①すら他者の構築の丸パクリであることを忘れてはいけない。
採用条件は以下の通り。
①セキタンザン対策で出てくる悪戯トリックが効かなくてかつ球根込み一撃で沈められる
②波乗りが半減
③特殊攻撃が強い
④そこそこのSがある
これはついでだが、特性浮遊での4倍弱点スカせるの偉いと思った。
ラスカノはの弱点を突いて一撃で吹っ飛ばすため、大文字はを吹っ飛ばすため。守るが欲しかったが、枠がなかった。
よりも選出率が高かった。の数が多すぎる。
④ミミッキュ
意地っ張り、HA252B4振り、命の珠
安定的に行動出来て、環境に刺さっている一致技があって、火力もあって、環境に刺さってる一致先制技があって、スイーパーにふさわしい行動保証もある。何だこのポケモン、完璧か?
役割はトリルとスイーパー。先発で暴れた+orの後に出て、後処理したりトリルして鉄球と一緒に暴れたりする。とにかく一致技が環境にぶっ刺さりまくっているので、めちゃくちゃ強かったし、相手のミミッキュも滅茶苦茶強かった。
なお、超大本となった他人の構築にもいたメンバーである。
ゴーストダイブとシャドクロは迷ったが、ダイマターン・トリルターンの管理に便利そうだったのでこちらにした。シャドクロが欲しい場面もあったが、多分ゴーストダイブのおかげで勝った試合の方が多い。
タイトルはトリックミミッキュとなっているが、トリックではなくトリックルームである。ミミッキュ、環境にも刺さりまくってるし単体性能も高いし、いろんな事やれるし、名前のリズムも良いしで、この大会のために生まれたポケモンとしか思えない。
⑤シザリガー
勇敢S0、H164D92A252振り、黒い鉄球
元々はダイマエースだったが後発トリルのスイーパーになった。アクアジェットでスイープしたり、超火力投げつけるで等倍相手やダイマを一撃で沈める予定だった。は全人類耐久にがっつり振ってて一撃で倒せたことはあんまりない。
鉄球を持たせることでの下を取れる。
特化適応力アクジェがダイマ無振りセキタンザンにどれぐらい入るか実験したところ、ギリギリ半分入らなかった。一応そんな場面があるかもと思っていたら、当然、一度もなかった。
ラス1を持ってこられるパターンが非常に多く、トリルを張れていなかったりすると上から10万ボルトで無駄死にさせられる。しかも割と頻発した。耐久に少し振れば特化130適応力投げつけるも耐えてくるのが厄介すぎる。
⑥ウォッシュロトム
控え目、CS252B4、オボン
鬼火、サイドチェンジ、10万ボルト、ハイドロポンプ
とかとか水タイプへの対策枠、浮遊を2匹入れることで地面技の牽制、パーティの見た目が強そうだからなんとなく、の理由で採用。
仲間大会と本番で40試合ぐらいしたが、1度しか選出しなかった。を以てしてもはきついので選出したい場面もあったが、枠が足りなくて出来なかった。
でもほかに入れるポケモンは正直思いつかない。最終的にが数を増やしてきた上に死ぬほどきつかったので、そこへの対策ポケモンを入れると良いかもしれない。でも今プールをざっと見てみたら当てはまりそうなのがぐらいしかいなかったので、なんか違うかも。
使い方
①ドラタンザンが通る
先発+後発
二番目に多かった。超高速保険ダイマ、フンセキの削り、地味に強いドラゴンアロー、サイドチェンジ、などで暴れまわり、どちらかがやられたらミミッキュを出してトリル、あとはトリル下超高速の適応力打点や、刺さりまくってるフェアリーゴーストで倒していく。めっちゃ強かったメインプラン。
の初手に対しては、ドラパルトがダイマすることもあった。
メインプランなのに「2番目に多かった」と言ってることから、展開が察せられたと思う。
②相手に悪戯トリックしてきたり明らかなセキタンザン対策がいる
先発+後発
案の定サブプランのはずのこちらの方が多かった。
サザンドラがダイマし、不意の波乗り球根で暴れるタイプ。C上昇ダイスチルは、を一撃で葬り、光の壁込みでも波乗りと合わせて赤まで削れる(つまり微妙に足りない)。これで次のターンの波乗りで倒せるならまだ良いが、波乗り2発+ダイスチルで倒せないのはどうかと思った。
サザンドラに悪戯トリックが効かないので、意気揚々とセキタンザンを妨害しようとしてきたを狩る。40戦ぐらいやって20戦ぐらいはこのパターンを決められたので気持ちよかった。
相手にがいたらこの選出はまずできない。サザンドラをSに振れれば良かったのだが、耐久がギリギリすぎて無理だった。
弱点
セキタンザンが絶対無理な相手(などの悪戯トリックが特に)+サザンドラが絶対無理な相手()が同居してる場合。ミミッキュがS振ってないのを祈るしかない。
特に後半流行ってきたは本当に無理だった。球根ダイドラグーンでも倒しきれないどころか半分も削れず、向こうはマジカルシャインを絶対覚えているので沈められる。サイチェンしようにも、ダイフェアリーではなくマジカルシャイン選ばれたらそれはそれで終わり。一応こいつらにはセキタンザンが強いので、相手が悪戯心がトリック型でないことを祈るばかりであった。
まとめ
サイチェンをいっぱい振り回せて楽しかった(サイコパス)
あと球根サザンドラによって相手の初手を吹っ飛ばす作戦が何回も刺さって勝った。これが本当に気持ち良い。
がとにかく環境に多すぎた。悪・フェアリーで悪戯心で耐久も火力もそこそこあって両壁電磁波怖い顔トリック不意打ちソウルクラッシュを覚えるのはあまりにもクソゲーなので、相手する側としては非常に嫌なポケモンである。来シーズンも結構嫌なことをいっぱいしてくるので注意したい。
限定されたプールでのダブルバトルと言うのは、実はとても好きである。鎧前や上位10匹禁止ルールの頃が一番考察モチベが高かった。当然今回のトリクックも考察が楽しかった。今後もこういうイベントはガンガンほしいし、ランクマッチでもこういうことはやってほしい。ただし、三か月ではなく、二か月で。
ランクマについては先月はメインサブ両方で最終三桁に乗せられた。今月も乗せられたら記事を書くかもしれないので、よかったらどうぞ。ちなみにカイオーガ構築なので、タイトルは下ネタから逃れられないと思われるが、どうぞよしなに。