はじめに
タイトル通り、先日行われた仲間大会・セイムダブルビートにて、当初からの目標であった最終レート1600超えを達成できたので、構築記事を出すことにしました。
ただ、ランクマではないのと、パーティの中身がとても面白みがないこと、何より構築名のおふざけが何も思い浮かばなかったため、簡易版とします。
構築経緯
簡易版とは言いましたが、このインターネット大会は僕としては今までで一番考察に時間と手間をかけたので、ここだけ詳しく書きます。
ルール公開当初僕「悪がいない世界線の、絶対やばすぎるのでは? つまり絶対多いのでは?」
よって、対策、および周囲も同じことを考えると考えてそれへの対策の対策、の二つからスタート
対と言えば思いつくのは、やっぱ、鬼火、イカサマだな
↓
それらに強い特殊を軸にしよう!
↓
と相性いいし、耐久型に削りも入れられるし、眠り粉、特殊炎や欠伸、イカサマとへの嫌がらせも採用できるし、を採用
↓
なんとなくこの指とまれが増えそうなので起動役に、せっかく持ち物複数持たせられるからもう一人の波乗り保険エースとして適当にを採用
↓
先制技が欲しい、基本選出となる・のあと一枠にが合わない、が欲しい、ということで、最後の枠をに
これで仲間大会に出るも結果は今一つ
そしてがダイマックスするほうがはるかに強いことに気づく
理由は、①そもそもを意外と通させてくれなかった、②がそもそもクソ強い、③ダイホロウが裏のやのイカサマと相性が良い、④の並びは先人のお墨付き(その先人がが無理と言っていたのはで解消)
↓
をダイマエース型に、その補助として、からに変更
ここで仲間大会に出て、過去最高の勝率(8勝2敗)で3位に食い込み、色違い賞品もゲットして気分も良くなったので、これで本番も出場。中々良い結果(14勝7敗)になりました
個別解説
①ドラパルト
控え目A0、CS252B4、命の珠
シャドボ、流星群、熱湯、光の壁
対およびそのために増えるであろう鬼火を警戒して、特殊型で採用。それはそれはもう相手の意表をついて刺さりましたが、火力不足に永遠に悩まされました。
シャドボ・流星は確定。熱湯はを倒すため、光の壁は初手でと並べてサポートするため。
A特化の場合、手助け珠ホロウでダイマH252を確定で倒せませんが、特殊型にすればC特化手助け珠ホロウでH252D4を一撃で倒せます。
設計思想は過去に対メタグロスを想定して作ったガンメタと同じです。
②トゲキッス
図太い、H228B196D84、防塵ゴーグル
マジシャ、この指とまれ、手助け、サイチェン
ダイマの隣と言えばこいつ。
マジシャ、指、手助けは確定。残り1枠は、と並べて魂破壊を狙えるサイチェン。
持ち物はキノコの胞子や眠り粉を何度も指で受け止められるようにするためです。カジュアルで何度も眠らされたので。
からの攻撃をいっぱい受ける羽目になりそうなので、Bに厚い個体がボックスにいたので採用しました。調整意図は不明です。B11nになってることだけは分かります。
③メタグロス
意地っ張り、HA252D4、弱点保険
アイヘ、守る、バレパン、じだんだ
①トリルしてもしなくても強い、②物理枠でかつ先制技がある、③に強い、④ダイマしなくても強い、ということで採用。努力値と持ち物は特に考えておらず無難にこうしました。メタルコートや珠でも良いと思います。
命中安定のアイアンヘッド、守る、採用理由のバレパンは確定です。残り1枠はパーティ全体でに死ぬほど弱いので岩雪崩と迷いましたが、ダイマした時ダイアースをしたいので地団太に。
残り1枠としてぴったりハマりました。我ながらよく思いついたと思います。
の残り三枠について思うことがあるのですが、A(トリルなしエース)、B(Aのサポート)、C(トリルがあってもなくても強くてAとの補完が可能でダイマなしでも強い)という組み合わせで、C・ABC、と自然に選出できるようなのにすればいいと思います。
④ポリゴン2
呑気S0、H244B244D20、輝石
イカサマ、自己再生、トリル、サイチェン
以前の記事と同じ個体です。
攻撃技は、がいないので、対のためだけにイカサマにしました。
説明不要ですね。イカサマ採用については諸説で、ダイホロウと相性は良いけどダイドラグーンとは悪く、また火力が安定しなくて特に耐久型相手には困りました。トラアタ、10万ボルト、シャドボとかでもいいかもしれません。
⑤フシギバナ
控え目、HC252B4、オッカ
ハードプラント、ヘドロ爆弾、大地の力、眠り粉
これも個体は以前の記事と同じです。
技については、非ダイマで草技連打しないんだったら、ベンタツの威力が高くなる方が良いと気づいて、リフストからハードプラントにしました。
あと相手のや後発ダイマを意識して、ワンチャンを狙う眠り粉を採用しました。1回しか使わなかったし、その試合は粉当てなくても別に勝ったので、守るの方が良いです。
持ち物オッカについては、ダイジェットかましてくるのがしかいないと踏んだからです。これらがエースやってそうな構築に対しては大体選出をしますし、仮に選出をするとしたら、ダイウォールトリルかサイチェンダイマ技をするので、あまり受けることはないと思いました。それなら全体的に重いの炎技を一発何とか受け止められるようにした方が良いと判断してオッカにしました。
結果としてはの炎技を受ける場面は一度もありませんでしたが、一方でダイジェットはほとんど振られず、炎技を沢山受ける羽目になったので、オッカにしたのは大正解でした。我ながらよく考察できていましたね。
⑥コータス
呑気S0、H236B156D116、オボンのみ
ボディプレ、嫉妬の炎、守る、欠伸
HC噴火ではなく今回はこちらの型を選びました。
Bは11nかつ、H252だったら珠陽気晴れカキュウをぴったり確定二発で耐えます。あとからHを少し下げた(8n-1にするため)ので98%の確率で2回耐えるようになりました。ちなみに一度もカキュウを受ける場面はなかったです。Dは余り。
図太いSVと迷いましたが、トリル下で相手と100%競り負けるのはいやだったので最遅に。
噴火をぶっぱなしてもはしっかり耐えてくるというのを過去の体験で知っているので、攻撃を耐えたうえで火傷や眠りを入れてダイマを邪魔する方向にしました。結果として、対他ポケも含め、嫉妬の炎で火傷させる場面は仲間大会含めて一度も訪れなかったうえ、火力がギリギリ足りないことがよくあったので、熱風か火炎放射がお勧めです。
ボディプレは思ったよりも100倍ぐらい活躍してくれました。全く意識していなかったのですが、このパーティはへの強力打点がボディプレしかなくて、こいつがいないと倒せない、という事態が良くありました。あと意外と多かったにもよく刺さりました。噴火型にしてたら多分かなり負けてたと思います。
選出
①基本A
先発+後発(+or)
ダイホロウとバレパン・イカサマ・ボディプレの相性が抜群です。
②基本B
先発+後発
まあまあ使いやすい並びでした。入りに対しては万に一つも可能性がないのが欠点です。
③対特殊トリル(イエブリなど)、フェアリー多め
を通すことを意識して、から出しやすそうなの
それぞれがと相性良くできているので、臨機応変に対応しましょう。
苦手・勝てない
①が通しにくいPTに入ってる
②+
③などゴースト・ドラゴン・地面・草を半減以下に抑えるやつによるサイチェンおよびその匂わせ
④(こちらからは倒しきれないし、中軸のがボコボコにされる)
感想
冠によって準伝説一斉入国するのがイマイチ馴染めなかったので、準伝説無ダブルは楽しかったです。そういうわけで、準伝説・禁止ランクマぐらいのノリで考察しました。統一パや同じポケモンが複数入っている相手は想定しないで組んだのは、そういう相手には大体何とかなると踏んだからです。
結果として無理なポケモンが6匹並べられたパーティに負けかけた(3回とも相手のプレミもあって運勝ちした)りもして、色々とこの大会の醍醐味を味わえました。
ちなみに意識しまくってたは使用率11位と、とびぬけて多くて環境を支配していたわけでもなく、あまりマッチングしませんでした。なんならいざマッチングしたとしても普通に負けたりしました。設計コンセプトとはなんだったのか。
色々グダグダな面もありましたが、仲間大会で上振れして3位、本番も最終レート1600超えを達成出来たりと、良い結果になったと思います。
何よりも、特殊ルールのインターネット大会でここまで考察するのは初めてだったので、それが結果として結びついたのも嬉しかったです。
今期のランクマはダイマなし伝説ありとこれまでにないルールになっていて未だ環境についていけていません。が、運よく最終三桁に入ったor面白ネーム構築を思いついたら記事にします。
以上です、ありがとうございました。